内容説明
安政4年、ハリスの下田協約の直後に、薩摩の俊英は富士の山頂を目指した―気鋭の国語学者が、分身である歴史小説家となって、幕末史の群像に新たな光を照らす。渾身の歴史ドキュメント小説。
著者等紹介
千草子[センソウコ]
1946年生まれ、京都育ち。日本文藝家協会会員。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。東海大学元教授。博士(文学)。1985年に佐伯国語学賞、2002年に新村出賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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