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明治大正露文化受容史―二葉亭四迷・相馬黒光を中心に

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  • サイズ A5判/ページ数 449p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784861102196
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0021

内容説明

嫌悪と憧れ、違和感と葛藤、そして内面化。反発しながらも憧れたロシア文化を、いかに受け入れ、血肉化していったか。日本人の来歴を知るための画期的論集。

目次

序章
1 前史(恐露のおこり)
2 差異をめぐって(二葉亭四迷のジレンマ―『浮雲』執筆の動機と挫折;相馬黒光の女学生時代(仙台;宗教より文学へ)
空想と現実の接点―大津事件に先立つ西郷隆盛生存伝説
エキゾチズムの体感―西洋文化の内面化と翻訳文体)
3 イメージをめぐって(早稲田の知識人;「ロシア」のイメージ;「白地の尋常の人間」)
終章

著者等紹介

小林実[コバヤシミノル]
1971年東京生まれ。1995年東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒。2006年立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程満期退学。国文学研究資料館プロジェクト研究員を経て、十文字学園女子大学短期大学部講師。専門は日本近代文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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