出版社内容情報
シリーズ第4弾。西欧とロシアにおける仏教学研究史を中心に纏める。
内容説明
「ロシアと西欧における仏教学研究史より」「アフガン・バダフシャンの自然・産物・交易路」「中央アジアのギリシャ人とヘレニズム文化」「中央アジアの謎の王国キルパンド」など、加藤九祚の一人編集による中央アジアの歴史と文化と考古学。
目次
1 ロシアと西欧における仏教学研究史より
2 アフガン・バダフシャンの自然・産物・交易路
3 中央アジアのギリシャ人とヘレニズム文化
4 中央アジアの謎の王国キルパンド
5 新疆ウイグル自治区地名考
小説 遊牧民(4)
著者等紹介
加藤九祚[カトウキュウゾウ]
1922年5月18日、韓国慶尚北道に生まれる。山口県宇部市立上宇部小学校、私立長門工業学校を卒業。43年、上智大学予科を仮卒業。44年、工兵第2連隊に入隊。陸軍工兵学校を経て、関東軍混成第101連隊、ついで第1方面軍139師団工兵大隊に所属し、45年、満洲東南部敦化で敗戦、ソ連軍の捕虜となり50年帰国。53年、上智大学文学部ドイツ文学科卒業後平凡社に入社、71年まで勤務。72年上智大学外国語学部非常勤講師、上智短大助教授を経て75年から86年まで国立民族学博物館教授。定年後相愛大学教授を経て88年から98年まで創価大学文学部人文学部教授・特任教授。専攻はシベリア・中央アジアの文化史。83年学術博士、92年ロシア科学アカデミー名誉歴史学博士。76年大仏次郎賞、91年大阪市民表彰、94年大同生命地域研究賞、99年南方熊楠賞、2002年ウズベキスタン政府より「ドストリク」勲章、テルメズ市より「名誉市民」章。98年以降、ウズベキスタン科学アカデミー考古学研究所と共同で、テルメズ郊外カラテパでクシャン時代の仏教遺跡の発掘を開始。現在も発掘継続中
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