内容説明
体内時計に支配された生物リズムが示す適応のダイナミックス10の話題。
目次
1章 サンゴ礁に潜む月世界
2章 プランクトンの日周鉛直移動―ミジンコが上がったり下がったり?
3章 渓流に生きる―水生昆虫にとっての24時間
4章 動物にとっての昼と夜―昼行性、夜行性と眼の構造
5章 動物の社会を支えるリズムの仕組み
6章 時間のすみわけによる生殖隔離
7章 気の長い概念リズムとその生態機能
8章 植物の概日リズムの多様性とその適応的意義
9章 洞穴動物にリズムはあるか
10章 ヒトの生活を支配する体内時計のリズムと健康
著者等紹介
清水勇[シミズイサム]
京都大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。京都大学生態学研究センター教授。専門は分子生態学
大石正[オオイシタダシ]
アルバータ大学大学院動物学科博士課程修了(ph.D.)。奈良女子大学名誉教授、奈良佐保短期大学学長。専門は動物生理生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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