出版社内容情報
詩は、音楽になり、物語になり、祈りになった。
言葉の可能性を拡張し続けた稀代の詩人・谷川俊太郎。2023年『Pen』特集をもとに、新規取材・資料を大幅に加えて再構成した、完全保存版の「谷川俊太郎を知る」1冊です。
谷川俊太郎のことばは、詩にとどまらず、絵本、翻訳、歌詞など、私たちの日常の中に静かに根を張ってきました。
本書では、生前の本人の貴重なインタビューや、ご自宅で見つけた素敵な品々、代表作の多くを網羅した作品集に加え、俳優・作家・ミュージシャンなど幅広い分野で活躍する著名人らのインタビューも収録。「みんなに愛された詩人」の全貌に迫ります。
俊太郎さんの長男である谷川賢作さんと長女・志野さんが、「父としての谷川俊太郎」を語るロングインタビュー、コレクター垂涎の創作絵本『なおみ』の全編再録、『スイミー』『フレデリック』『ピーナッツ』などで知られる翻訳仕事の紹介なども収録。
PenBooksならではの美しい誌面で届ける、ファン必携・初心者必読の一冊です。
内容紹介(一部)
●谷川俊太郎インタビュー
●谷川邸の愛すべきものたち
●谷川俊太郎作品選集 一九五二-二〇二三
●年表 稀代の詩人・谷川俊太郎の生涯
●「父」、谷川俊太郎。
●谷川俊太郎の翻訳と新しい詩
●写真絵本『なおみ』
●あらゆる世代を魅了する、谷川作品の魅力
●詩人の仕事を隣で体感した、4氏の証言
●書くこととことばについて、僕らが思うこと(武田砂鉄・尾崎世界観・木下龍也 鼎談)
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
46
敬愛するお一人。その中でも代表となる谷川俊太郎さん。谷川さんを巡る人々の言葉が、とても温かい。そこにあるのは、谷川さんへの敬愛なんだと思う。改めて、なされた仕事の幅広さに感じ入ってしまう。言葉への想い。一つの言葉を大切にしたいと、いっそう強く思う。2025/12/27
なおみ703♪
13
谷川俊太郎さんには、私は2度お会いしている。といっても知り合いではなくて、賢作さんとのコラボイベントと発売記念のサイン会にて。親近感があることもあってか、詩自体も大好きなんだけど、谷川さんの表情もとても素敵だと思う。私は心の中で「俊じい」と呼んでしまう。その俊じいの写真、俊じいの大切なものを写した写真も素敵。小説家だったら、どんなに人気作家でも読んでないという方も多いだろう。でも、詩人谷川俊太郎は、生涯、少なくとも教科書で出会っている。各人にとっての俊じいへの想いを読むのも楽しい一冊だった。2026/01/01
takakomama
8
谷川俊太郎さんのインタビューと年表、息子と娘さんのインタビュー、仕事を一緒にした人の証言、作品の魅力など盛りだくさん。作品選集は詩、絵本、翻訳、多彩で膨大な仕事量です。読みたい本が増えました。2025/12/21
アルパカ
6
息子さんと娘さんから見た父親である谷川さんのことを話している対談が印象に残った。それぞれの名前で絵本を作っている。羨ましい(笑)。学校嫌いで大学へは行かず、三度の結婚。佐野洋子さんとの時は谷川さんは家では物静かな人なのに佐野さんは社交的で来客が多く、賑やかに人が出入りするので谷川さんは大変だったかもしれない、という編集者の方の話も楽しかった。2025/12/15
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