映画の畑で四つ葉のクローバーを探して

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484042107
  • NDC分類 778.09
  • Cコード C0095

内容説明

映画の揺りかごから墓場まで―大ヒット『バッファロー’66』『メメント』他少々、大コケ『◎×△#』『○※☆□』他多数…。30歳を前に憧れの映画業界に飛び込んだフツーのOLの、泣き笑い奮闘記。

目次

プロローグ プロデューサーってなにさ?
第1章 プロデューサーを初体験!―映画『パルコフィクション』を作ってみた
第2章 遅デビュー―三十路を前に、初めての業界へ転職
第3章 カンヌ映画祭事件―世界の三大映画祭、カンヌ映画祭に参加した!
第4章 ある映画の冒険の旅―映画プロデューサーは走り回るよ
第5章 シネクイントOPEN―『バッファロー’66』と『メメント』が大ヒット!
第6章 ミニシアターのブッキング―タダで試写が見放題の、おいしい商売
第7章 一年中飛び回る、映画祭サーキット―カンヌ映画祭でヘイデン・クリステンセンにいじめられるの巻
第8章 配給プロデューサー顛末記―カリスマ監督ヴィンセント・ギャロは売れない脇役だった
第9章 世界のビッグじゃないスターたち―ビバヒルのブランドンが教えてくれたプロ意識
第10章 家庭はどうする?主婦プロデューサー―デブラ・ウィンガーか、フランシス・マクドーマンドか?
エピローグ 監督・葉山陽一郎のこと

著者等紹介

安田裕子[ヤスダユウコ]
神奈川県藤沢市生まれ。バブル好景気の申し子として何の不自由もない高給取りから、三十路を目前に滅私奉公の映画業界へ転職。映画のバイヤー、配給プロデューサー、製作プロデューサー、映画館の番組編成、映画字幕翻訳、スターの来日インタビュー、映画誌ライターなど映画にまつわる、もろもろを経験
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Norikko

3
ちょっと前に行ったトークショー付き試写会の司会者が、ゲスト・観客両方への語り掛けや対応がスキなく楽しく上手な女性だった。上映作品も良い意味で予想を裏切る不思議な感動があり、作品サイトからその司会者さんの著書に遭遇。文体は書かれた時代なりの軽さと若ながら、映画への情熱が運やパワーの連鎖で成功・失敗するエピソードが楽しく読める。※ちなみに試写で観た作品は「MERU」、http://meru-movie.jp/2016/12/21

iqo720

1
読むと元気が出る本。 そして、確実に映画が観たくなる。 筆者の映画への愛情がにじみ出ている。 配給会社って?映画祭の裏側って? と言われれば気になる質問にずばっと答えてくれる。 特に、買い付けの話はハラハラしながら読ませられる。 やたらと年齢を気にしているところが、 男性としてはくどく感じてしまうが、 それはあくまでも私が男性だからだろうか。 失敗話をあっけらかんと書いてくれているので、 笑いながら読み進めた。 2010/02/09

ジャッキー

1
映画を買い付けるブローカーの話。いい映画を紹介するが、なかなかヒットに結びつかなくて悩み、以外に受けて喜ぶ作者の素直な気持ちが出ていました。映画を買い付ける苦労も少しですがわかりました。映画をヒットさせ、映画祭で賞を取るのは、大変ですな。2011/03/20

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