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内容説明
読めば、からだの中からやる気がわいてくる。時代のリーダーたちに読み継がれてきた「人生の教科書」を小学生から!
目次
第1章 人と人はみんな同じなんだ(人はみんな、生まれたときからおんなじなんだよ。;見た目はちがっても、その人の大切さは同じなんだよ。 ほか)
第2章 勉強は何のためにするんだろう(りこうな人とそうでない人の差は、勉強するか、しないかなんだ。;いっしょうけんめいやるべきなのは、ふつうの生活に役立つ勉強なんだ。 ほか)
第3章 自分のことだけ考えてはダメ(自由とわがままのちがいは、人のじゃまをするかしないかなんだよ。;暴力に暴力で返しても、かいけつにはならないよ。 ほか)
第4章 いろんな人とつきあおう(心の中では深く考えて、人と話すときはぱあっと明るく元気にしようね。;人をうらやむのがいちばんよくないよ。 ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
絵本と児童書が多い本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美紀ちゃん
39
さらにわかりやすく説明してある。福沢諭吉先生のお言葉を、齊藤孝先生がよーくくだいてイラスト付きで解説。「学問の要は活用にあるのみ。活用なき学問は無学に等し」たくさん本を読んだだけじゃ、本当の勉強とはいえないんだょ。車の本をたくさん読んでも運転ができるようにはならない。実際にやってみてはじめて本に書いてあることが役立つ。本を読まなくていいというわけではなく、本はたくさん読もう。その上で実際の社会を見て本当に役に立つのかチェックして試してみよう。行動しようということが書いてある。2020/06/03
智湖
28
斎藤孝先生が「学問のすゝめ」を子ども達に解説した本。【およそ人間に不徳の箇条多しといへども、その交際に害あるものは怨望より大なるはなし】先生の解説『人を羨むのがいちばん良くないよ』ー皆んなも人のことを羨ましいと思うことがあるよね。「かっこいい顔して皆んながチヤホヤするからいいなあ」とか。一番いけないのは「大したことないよ」って悪口を言うこと。そういうのって、ちょっとカッコ悪いんだ。羨ましくなった時、一番いい方法は褒めちゃうことなんだ。「君はイケメンだよ。頭もいいし」と。さっぱりして生きた方が楽しいよ。2020/09/04
あおい
12
見た目は違ってもその人の大切さは同じ。信じている事が嘘だったり嘘だと思う事が本当だったりするから自分で判断する事が大事。自由と我儘の違いは人の邪魔をするかしないか。福沢諭吉の「学問のすすめ」をわかりやすく紹介。2019/06/30
agtk
4
こどもたちに紹介しようと思って買ったのだが、ずっと積んだままだった。ひまつぶしと思って読んでみたら、予想以上におもしろかった。福沢諭吉恐るべし、なのか、齋藤孝恐るべしなのか。これは使える。2020/02/22
月と星
3
★★★★子どもに『なんで勉強しなきゃいけないの?』と聞かれ,『答えはこれじゃ~』と渡してみた。福沢諭吉の言葉を子ども用にかみ砕いて説明,もちろん私も原文より齋藤先生(イラストそっくり)の方が読みやすい。『見た目はちがっても,その人の大切さは同じなんだよ』『一人で日本という国をせおって立つくらいの気持ちで,世の中につくそうよ』『人から信用されることはとてもだいじなことなんだよ』2020/06/23