走馬灯交差点

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

走馬灯交差点

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834253702
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

殺人事件を捜査中の刑事が、何者かによって橋から突き落とされてしまう……。気が付くと目の前には“自分の幽霊”が――!?
怒濤のどんでん返しがラッシュする“特殊設定ミステリ”!

特殊設定ミステリのパイオニアが仕掛ける怒濤のどんでん返しラッシュ。いったい何が起きているのか? 不朽の名作から27年、西澤保彦がふたたび“人格転移の殺人”に挑む。――――大森 望

カバーイラストは、漫画家・石江 八氏書き下ろし!


いまの時刻は午後三時半。辺りは、まだ明るい。けれど、それが幽霊であることは疑い得ない。
霊感なんてものとは本来無縁のはずのおれがこれほど、はっきりとしたかたちで心霊現象を体験するというのも驚きだが、それ以上に衝撃的な事実がある。
欄干の傍らに浮かんでいる中年男性の幽霊はどう見ても山名隆夫……他ならぬこの、おれ自身なのだ。(本文より)

【著者プロフィール】
西澤保彦 にしざわ・やすひこ
1960年高知県生まれ。アメリカ・エカード大学創作法専修卒業。95年『解体諸因』でデビュー。『七回死んだ男』や〈匠千暁〉シリーズ、〈腕貫探偵シリーズ〉などSF要素のある本格ミステリ作品で人気を博す。近著に『夢魔の牢獄』『偶然にして最悪の邂逅』『スリーピング事故物件』『パラレル・フィクショナル』『異分子の彼女 腕貫探偵オンライン』などがある。

内容説明

殺人事件を捜査中の刑事が、何者かによって橋から突き落とされてしまう…。特殊設定ミステリのパイオニアが仕掛ける怒涛のどんでん返しラッシュ。いったい何が起きているのか?

著者等紹介

西澤保彦[ニシザワヤスヒコ]
1960年高知県生まれ。アメリカ・エカード大学創作法専修卒業。95年『解体諸因』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

84
だんだんと誰が誰でどうなっているのかこんがらがってくる、とある女性が殺され、ドミノ倒し的に死者が出てくるが、ある一族が転生の特異体質を持っていたため複雑な人間関係や転生が交差してしまう、殺人と事故と自殺いくつもの偶然が話しをややこしくしていくが凛花も不可解だが、朝陽は苦手、俊輔も何を考えているのかよく分からない。そして最後の1文にはゾッとした。2023/05/09

aquamarine

77
西澤さんお得意の特殊設定ミステリ。といっても特殊設定をうまく使った殺人犯人をあぶりだすのではなく、読み手にとっては叙述を読んでる感じ。登場人物の関係性が混み入っているので、途中から自分で相関図を書くことに。でもそのおかげで特殊設定そのものがどういうものか理解できてくると、ということはあの人もそうだよね…?あのときの彼女って実際は…?などと途中で目まぐるしく頭を回転させニヤニヤとすることとなった。想像とはちょっと違ったが、ちゃんと西澤作品で面白かった。ただ、やっぱり帯は…あれと比べちゃだめでしょ。2023/04/26

オーウェン

56
西澤さんお得意の特殊設定ミステリ。 前半は説明的な部分が多く、登場人物たちが家族や親戚、または異父兄弟などの関係性が延々と続く。 ようやく中盤から事件が起きて、体の乗り移りという状況が始まる。 その中で自分を殺した犯人を探すため、乗り移った体で突き止めようとする刑事。 時折笑えるシーンもあるが、説明がくどいのかかなり長く感じる。 それでも犯人をはじめ乗り移れるという状況を生かしたミステリであることは間違いない。 ただ西澤さんの初期作のようなミステリの完成度とは遠く及ばないけど。2023/06/06

アーちゃん

50
長編での西澤さん初読み。染谷、山名、上茶谷の3家族を中心にした特殊設定ミステリ。何が特殊なのかといえば、ある一族に関係する人物に限り死んだ途端に転生を行ってしまう点。交差点というタイトルだけあって、5章の章立ては”CROSS 名前”となっている。ノリの軽さに最初はとまどったけれど、”CROSS3 博子”あたりから面白く読んだ。その後凛花はどうなったのか。2023/08/10

こゆ

34
大好きな西澤さんの特殊設定ミステリーー!!なのだけど、なんせ登場人物が多く、特殊設定も相まって複雑すぎて、今何がどうなってる?と混乱しかけた。中盤まで特殊設定の詳細が明かされないのも珍しい。ラストは納得したようなしてないような?凛花が夫の不倫を黙認していた理由も明かされぬまま。凛花と朝陽は肉体関係でもあったのだろうか…?とはいえ、久々のエログロなしの西澤特殊設定ミステリに満足。結局ナオッチがクズすぎなのが諸悪の根源のような。ヤバイ人、怖い人などいろいろ出てくるけど、孫を普通に狙うおばあさんが結局一番怖い。2023/07/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20832535
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品