内容説明
「人類史の食卓」の交響楽。人はなにをどのように食べてきたのか?自然採取から食糧生産を目的とした植物の栽培化、家畜動物の飼い慣らしと品種改良、また火の発明と支配による調理法の革命、それにともなう人間の味覚や食べ物の風味の変化、さらに食糧をめぐる戦争と世界征服の野望。自然科学と人文社会科学の両面にわたる生態人類学・歴史人類学および民族学的な視点から壮大なスケールで考察する食文化の歴史。
目次
自然を食べ、改造する人間
料理革命
食べ物を容れるための壺の登場―大昔のポタージュやスープ
恵みの自然の馴化
狩人から肉屋へ―肉食民の神話と現実
「バター、卵、チーズ」の看板で
鮮魚、干ダラ、コイ、四旬節の肉断ち
料理法の進展―食生活の変貌と味覚の変化
甘い食べ物から酩酊へ
食べ物の伝播―西方、東方、インド地方の食物〔ほか〕
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