内容説明
住まいへの夢―それは幼年時の記憶、民族の記憶によって紡がれ、人の生き方そのものを表わしている。居場所づくりの拠りどころを確かめ、仮構の家が伝える豊かなメッセージを、〈棲みわけ〉の知恵として提示する。
目次
1 三つの拠点(手づくりへの〈思い〉;居心地へ〈思い〉;場所への〈思い〉)
2 書き残された遺産(霊からの出発;異文化交流とファクション)
3 時間の棲む家(在りし時へのこだわり;たぐりよせられた記憶;人生という時の流れ―宇野千代を通してみた女の住み家)
4 開かれた地平―M・デュラスを通してみた女の住み家
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