クライミング・マインド―山への情熱の歴史

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クライミング・マインド―山への情熱の歴史

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480837301
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0098

出版社内容情報

山野井泰史さん

「なぜ僕は狂ったように山に登っているの? この本は答えてくれている。

僕の山への冒険心が再び始動しました。」



角幡唯介さん

「山を見たときに感じる心の震え、気持ちの昂ぶり、そして不安と葛藤。あの山からの呼び声こそ人類の知を深め、科学を前進させる原動力だったのだ。」



===

山を愛する気持ちはどこから来たのか? なぜこれほど多くの人が、命をかけて山に登らなければならないと思うのか? ただの岩と氷の塊にすぎないものに、尋常ならざる執着を抱くのはどうしてなのか? 人びとが山をどのように捉えてきたのかをつぶさに見つめ、登山者の精神史をえがいた山岳ノンフィクション。

===



「この本は一般的な登山史のように登山家の名前や年号、あるいは山名やその高さを扱うのではなく、感覚や感情や考え方に注目する。いってみれば、この本が扱うのは本来の意味の登山の歴史ではなく、イマジネーションの歴史である。」(第一章より)

内容説明

山を愛する気持ちはどこから来たのか?なぜこれほど多くの人が、命をかけて山に登らなければならないと思うのか?ただの岩と氷の塊にすぎないものに、尋常ならざる執着を抱くのはどうしてなのか?人びとが山をどのように捉えてきたのかをつぶさに見つめ、登山者の精神史をえがいた山岳ノンフィクション。

目次

第一章 山に憑かれて
第二章 大いなる石の書物
第三章 恐怖の追求
第四章 氷と氷河―流れる時間
第五章 高みへ―山頂の眺望
第六章 地図の先へ
第七章 新たな天地
第八章 エヴェレスト
第九章 ユキウサギ

著者等紹介

マクファーレン,ロバート[マクファーレン,ロバート] [Macfarlane,Robert]
1976年イギリス、ノッティンガムシャー生まれ。作家、ケンブリッジ大学英文学科教授。風景・自然・場所・言語・文学等についての著作が多数あり、国際的にも多くの賞を受賞し、ひろく翻訳されている。本書(原題Mountains of the Mind)は、ガーディアン・ファースト・ブック賞、サマセット・モーム賞、サンデー・タイムズ紙年間最優秀若手作家賞を受賞

東辻賢治郎[トウツジケンジロウ]
1978年生まれ。翻訳家、建築・都市史研究。関心領域は西欧初期近代の技術史と建築史、および地図(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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R

45
西洋における山男の歴史を追った本。いわゆる「そこに山があるから」の語源ともなった人物もだが、西洋人における山という存在が認識され、意識され、やがて崇敬されるようになる道程と文化の変遷、その功罪が様々に語られていて面白かった。自分が山男ではないので、もう一つノリ切れなかったんだが、登山を愛する人なら、紹介されている山で死ぬことを厭わぬ人々の気持ちがわかるんだろうかと思いつつ読んだ。西洋的マチズモと相関があるというのは面白い指摘だった。2025/05/19

やっちゃん

12
いかに人類が山、自然に向き合ってきたという登山史だった。ありのままの自然が神格化されていた時代から、神の試練と捉えてピークを目指す、テラインコグニタ。この流れでウェストンが日本に来るのも納得できた。逆に冒険心を煽られるようなアツさはない、教科書のような本。2025/04/22

はやたろう

10
山の存在は古くから人を惹きつけてきた。特に西洋人が山を目指す、考えや、苦難の道のりを描いている。2025/04/25

Go Extreme

4
登山の魅力:山の美しさ 恐怖体験 内面変化 自己認識 精神的成長 畏敬の念 異次元感覚 恐怖と魅力 文化的背景:ロマン主義 地質学的探求 化石熱 登山文化 文学と山 神話的象徴 探検史 地図の進化 自然と地質:氷河形成 流動と滑動 地形変化 気候変動 海面上昇 水資源変動 生態系影響 石の書物 登山体験:危険地形 スノープリッジ 高山病 凍傷 虚無感 協力と絆 判断力喪失 遭難事故 エヴェレスト:マロリー初挑戦 ヒラリー登頂 登山史の転換点 エヴェレスト神話 持続可能性 登山倫理 文化的意義 自己超越2025/03/22

NorthVillageHRE

3
西洋における「山」の受容史といった趣。著者自身の体験も混じえつつ、かつては恐ろしく忌避するべき場所だった山が、崇高でで人を惹きつけてやまない場所へと変化していく軌跡を描く。この歴史の到達点がマロリーによるエベレストへの挑戦。 ・バーク理論の中核・・・崇高な景観は恐怖を伴うが、身近に迫りすぎない限りは恐怖は喜びをもたらす(p.98) ・登山が証明する「男らしさ」は20cのマチズモにも繋がる、すぐれてヴィクトリア朝的な理念。初登頂は一種の処女性の喪失。イギリス帝国主義のひとつの発露が奥地への探検だった2025/05/05

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