内容説明
アメリカVs.中国。その覇者が未来を制する!近未来の量子技術を巡る覇権戦争。日本の進むべきロードマップ。技術立国は甦るのか?
目次
第1章 ウクライナ危機後に先鋭化した米中の技術覇権争い―現代版スプートニク・ショック:墨子号の衝撃
第2章 途上国、中国が第4次産業革命に遭遇した僥倖―中国がアメリカと技術覇権を競うまでなった背景
第3章 宇宙まで拡大した米中のハイテク戦争―戦争の代理変数としてのAI/サイバー空間の攻防
第4章 ハイテク分野のデカップリングはどこまで可能か―COCOMの時代と大違いの複雑で入り組むサプライチェーン
第5章 米中対立で中国の半導体自給はどうなるのか―華為技術の5G封鎖作戦が起動した世界的な半導体危機
第6章 アメリカは量子技術での中国の優位を覆せるか―量子コンピューターの登場と量子暗号通信の持つ意味
第7章 量子技術覇権をめぐる日米連携のあり方―再び軍事的影響下におかれた科学で求められる知恵
著者等紹介
〓橋琢磨[タカハシタクマ]
1943年岐阜県生まれ。慶応義塾大学経済学部/新聞研究所卒業。MBA(カルフォルニア大学バークレー校)、論文博士(中央大学)。野村総合研究所時代には、ニューヨーク駐在、ロンドン拠点長、経営開発部長、主席研究員などをつとめ、北海道大学大学院客員教授、中央大学大学院教授などを経て、評論・著作活動に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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