極東のシマフクロウ―世界一大きなフクロウを探して

個数:
電子版価格
¥2,970
  • 電子版あり

極東のシマフクロウ―世界一大きなフクロウを探して

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月31日 16時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 440p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480837264
  • NDC分類 488.75
  • Cコード C0098

出版社内容情報

アメリカ人の大学院生が、ロシアの辺境でシマフクロウの捕獲に挑む、傑作ノンフィクション。全米図書賞ノンフィクション部門(2020)ノミネート作品。

内容説明

アメリカ人の大学院生が、ロシアの辺境で、シマフクロウの捕獲に挑む。科学的探究×荒野の冒険×クセ強ロシア人。三つの要素が絶妙に交差する傑作ノンフィクション。全米図書賞(2020)ノミネート作品。ネイチャー・ブック・オブ・ザ・イヤー:『タイムズ』(ロンドン)ほか、受賞多数!

目次

第1部 氷の洗礼(地獄という名の村;最初の調査;アグズの冬の暮らし ほか)
第2部 シホテ・アリン山脈のシマフクロウ(古来の響き;シマフクロウの巣;標識がない場所 ほか)
第3部 捕獲(わなを準備する;ニアミス;隠者 ほか)

著者等紹介

スラート,ジョナサン・C.[スラート,ジョナサンC.] [Slaght,Jonathan C.]
野生生物保全協会(WCS)の温帯アジアプログラム地域ディレクターとして、WCSのロシア、中国、モンゴル、アフガニスタンでのプログラム、および中央アジアでのプロジェクトを統括している。ミネアポリス在住

大沢章子[オオサワアキコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たま

63
シベリア沿海地方(北海道の対岸)でのシマフクロウ調査の記録。2006年から5年かけて営巣地を探し、罠で捕獲し最初GPS次はデータロガーを付けて放しまた捕獲し、データを分析し行動域を確定し保護プランを立てる。言うは易く行うは難し。何週間も風呂に入らず、ロシア人の助手と崩れた小屋や車の中で暮らし、吹雪や雪解け増水の川で危険にさらされる。助手たちは罠漁師など怪しげ?な人々でその生態も面白い。シベリアの森の中でどうして迷わないでいられるか、私にはそこから疑問だが、シベリア旅行記、風物誌としてとても楽しく読んだ。2024/05/10

ヘラジカ

40
たった一つの種を保全するために、ここまでの労力と時間を注ぎ込む人間たちがいる。その事実だけでも心動かされる書ではあるが、何よりも過酷なフィールドワークが臨場感ある筆致で活写されており、読んでいて純粋に楽しい。絶滅危惧種のシマフクロウを巡る苦闘の記録でありながら、内なる冒険心に訴えかけてくるスリル満点の旅行記でもあるのだ。本を開いている間は完全に寒風吹きすさぶロシアにいた。頻繁に引き合いに出されるくらい日本でもシマフクロウ研究、保護が積極的に行われているので、是非とも多くの日本人に読んでもらいたい一冊だ。2023/12/20

ポテンヒット

12
アメリカからはるばる厳寒の極東ロシアを訪れシマフクロウの生態を調査する。人気のない暗闇の森を歩き、氷の川を渡る。シマフクロウを求めて雪の中を何時間も歩き回る。フィールドワークは地道な作業の積み重ねだ。著者の落ち着いた筆致がその様子を鮮明に教えてくれる。シマフクロウが巣を作る巨木が減少している事、同じ地に生息するアムールトラに比べて人目を惹きにくい種の保存の難しさなど、変わりゆく環境の中でひっそりと生きる動物を守ろうとしている。2024/03/10

凸凹パレード

11
海千山千のロシア人達と共に冬のロシア沿岸で、冒険活劇的フィールドワークを10年にわたり繰り広げるミネソタ大学院生によるシマフクロウの記録。圧巻である。 果てしない体力と忍耐力を持ち、寒さや粗悪ウォッカに耐え、クセ強のロシア人のいいところを引き出し、何よりユーモアをもって地道に取り組む。「本書を読んだ日本のみなさんが沿岸地方をより身近に感じ、シマフクロウのような種はこの地球の宝であり、みなでその素晴らしさを称え、大切にし、守るべき存在なのだという思いに共感して下さることを願っている」2024/04/29

ろべると

9
米国の研究者によるロシア極東地域のシマフクロウ調査の記録。日本でも道東に僅かに残る世界最大のフクロウに発信器を取り付けて生態を調査するのだが、同行者はロシア人だし、滞在先にはウォッカを抱えた地元の男たちが訪れ、ロシアのローカル色に溢れる。著者は博士論文のテーマとして選んだらしいのだが、その行動力は買うにしても、シマフクロウに出会うまでの細かな記録が延々と続くのには参る。また当人はそれほどシマフクロウについて専門的知識を有しているようにも見えず、調査の結果も判然としない。そもそもなにゆえに本書を著したのか?2024/08/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21659469
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品