直木賞をとれなかった名作たち

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

直木賞をとれなかった名作たち

  • 小谷野 敦【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 筑摩書房(2023/01発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 38pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月28日 06時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480816870
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

直木賞をとってしかるべきだった83作品を独自基準で選出。理屈抜きに面白い名作を紹介し、文壇のこぼれ話を交え昭和から現在までの文学史を裏側から描き出す。

内容説明

こんな文学史もあっていいんじゃないか?直木賞をとってしかるべきだった作品を独自基準で選出!理屈抜きに面白い名作108と文壇のこぼれ話でつづるほんとうの大衆文学史。

目次

第1章 戦前昭和(夢野久作「ドグラ・マグラ」1935;中野実「花嫁設計図」1935 ほか)
第2章 戦後昭和1(織田作之助「それでも私は行く」1947;徳永直「妻よねむれ」1948 ほか)
第3章 戦後昭和2(倉橋由美子「夢の浮橋」1971;広瀬正「エロス」「ツィス」1971 ほか)
第4章 その後(三浦綾子「われ弱ければ 矢嶋楫子伝」1989;吉本ばなな「TUGUMI」1989 ほか)

著者等紹介

小谷野敦[コヤノアツシ]
1962年茨城県生まれ。東京大学文学部大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。大阪大学助教授、東大非常勤講師などを経て、作家、文筆家。著書に『聖母のいない国』(河出文庫、サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

204
直木賞をとれなかった過去の名作に興味があり読みました。小谷野 敦、初読です。著者独断と偏見の裏直木賞史、資料としては興味深いですが、学者の著者が作家としては売れておらず、直木賞も受賞していないので、面白みには欠けます(笑)個人的には、純文学大衆文学の区別なしに、新人賞は芥川賞、ベテランの作品は直木賞という位置づけが解り易いので、是非改革して欲しいと思います。 吉川英治文学(新人)賞が御手本です。 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480816870/2023/02/17

kokada_jnet

82
著者が高く評価する、私小説や事実を元にした小説を中心に紹介し、それにいつもの猫猫節を大量におりこんだ面白本。エピローグで、小林信彦についてふれており。多くの前衛的作品を読み込んだ後に「名声のわりに内実がともなわなかった作家」と切り捨てているが。小林信彦の過剰さが、小谷野先生に、なにか過剰なサムシングを与えた瞬間と感じた。小林信彦の第二長編『汚れた土地』、第三長編『冬の神話』、短編集『監禁』などは、ひたすらにくらーい「事実を元に描いた」作品なので、機会があれば、ぜひ、小谷野先生に読んでいただきたいものです。2023/06/29

ゆみねこ

77
小谷野敦さん、初読み。直木賞をとれなかった名作の紹介かと思ったら、文壇の裏話的な話題やら、著者自身の好みに合うか合わないかが基準の批評の羅列であまり参考にならず。残念!他の皆さんがおっしゃるように「人命」を冠した文学賞は残念な誤植。2023/03/05

しげ

70
この書籍タイトルから最初に思い浮かんだのは横山秀夫さんでした。「ルパンの消息」からほぼ全て読んでいます。残念なが横山さんの「半落ち」事件についてはノータッチで妙な忖度を感じました。本書の企画やテーマは興味深いのですが入って来なかったなぁ…2023/06/03

Carlos

44
著者の主観が多くイマイチ。2023/08/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20531980
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。