出版社内容情報
90歳、認知症の父を送る。仕事との両立、お金の問題、兄弟間意見の調整、親の変化への覚悟……誰にも訪れる介護の日々を綴る。高齢の父は穏やかではあるが認知症。自分の家の近くに父のマンションをローンで購入。きょうだいや甥たちも集まり5年の介護の日々。仕事との両立、親の変化への覚悟、お下問題、介護用品あれこれ……細々とした日常に介護の本質が宿る。
父を送り一年。さびしいけれど、どこかスカスカした自由もある。親のことも自分の老後も気になる世代の「あるある」の日々と実感を、実践的かつ飄々と、ときにしみじみと綴るエッセイ集。
1章 みんなで分ければこわくない?
2章 おしゃれとファッション
3章 散歩にお出かけ
4章 家でできるレクリエーション
5章 トイレとテレビ
6章 お風呂と洗濯
7章 小さな大冒険
8章 介護保険を利用する
9章 入院、退院、また入院
10章 「そのとき」が来た
11章 振り返ることごと
12章 そして第一歩
あとがき
岸本葉子[キシモトヨウコ]
1961年神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。なにげない日常を切り取った、柔らかく知的なエッセイは、多くの読者の共感を呼んでいる。また俳句や小説などに、表現の幅を広げている。著書は多数。『俳句、はじめました 吟行修業の巻』(KADOKAWA/角川学芸出版)、『きもちいい暮らしの哲学』(海竜社)、『カフェ、はじめます』『二人の親を見送って』(中央公論新社)、『江戸の人になってみる』(晶文社)など。
内容説明
高齢の父は穏やかではあるが認知症。自分の家の近くに父のマンションをローンで購入。きょうだいや甥たちも集まり五年の介護の日々。仕事との両立、親の変化への覚悟、お下問題、介護用品あれこれ…細々とした日常に介護の本質が宿る。父を送り一年。さびしいけれど、どこかスカスカした自由もある。親のことも自分の老後も気になる世代の「あるある」の日々と実感を、実践的かつ飄々と、ときにしみじみと綴るエッセイ集。
目次
みんなで分ければこわくない?
おしゃれとファッション
散歩にお出かけ
家でできるレクリエーション
トイレとテレビ
お風呂と洗濯
小さな大冒険
介護保険を利用する
入院、退院、また入院
「そのとき」が来た
振り返ることごと
そして第一歩
著者等紹介
岸本葉子[キシモトヨウコ]
1961年神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。俳句や小説などにも表現の幅を広げている。著書は多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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