出版社内容情報
映画や小説、日常会話や妻の寝言……時に不合理でナンセンスで真剣な天使的な言葉が混じっている。そんな言葉にまつわるエッセイ集。
内容説明
町には、偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。不合理でナンセンスで真剣で可笑しい、天使的な言葉たちについての考察。
目次
外の世界のリアリティ
右は謎
出だしの魔
致命的発言
パニック発言
ヤクザの言葉
恋人たちの言葉
天使の呟き
天使の叫び
オノマトペたち〔ほか〕
著者等紹介
穂村弘[ホムラヒロシ]
1962年北海道生まれ。歌人。上智大学文学部英文学科卒。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論まで広く活躍中。短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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