晴のち曇、所により大雨―回想の石川淳

晴のち曇、所により大雨―回想の石川淳

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480813459
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0023

内容説明

濶達自在な筆によって鮮える“怖い先生”の意外な素顔。初のエッセイ集。

目次

1 あれもこれもあの人のこと
2 なにしろ食べる話
3 思い出す人たち
4 初めてのヨーロッパ旅行
5 昭和六十二年十二月二十九日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラム

1
夷斎没して三十五年、夫人による没後六年目の回想記 その夫人も既に鬼籍に 購入後書架に眠っていたが、二十数年ぶりに手にする 無頼派ということになっているが、日常は規則正しく執筆時間も厳格に守り、机上も整理整頓し原稿もほとんど反故が出なかったとか 酒を飲むと饒舌になるが、普段編集者との打合せではほとんどしゃべらなかったとか、身近に接した者ならではのエピソードが溢れる 交友関係では河上徹太郎、吉田健一それから筑摩書房古田晁、萩原延寿も 挿画は青山二郎のものを未亡人から提供されたとのこと2021/03/06

DEN2RO

1
副題が「回想の石川淳」です。奥さんが亡夫のことを書いています。日常のことは配偶者にしかわからないし、書けないものかもしれません。石川淳が運動神経ゼロであったとか無類の負けず嫌いであったとかステーキが好物であったとか。かれに興味のある人には楽しい本です。2013/10/19

ココロ

0
妻・括氏による回想録 お茶目な石川氏は勿論、日常生活や友人関係、ヨーロッパ旅行など読みやすい文体で描かれている 石川淳を知らない人も「ゲゲゲの女房」がお好きであれば読むことをお勧めする2010/12/22

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