ちくま学芸文庫<br> 日本商人の源流―中世の商人たち

個数:
電子版価格
¥1,045
  • 電書あり

ちくま学芸文庫
日本商人の源流―中世の商人たち

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月18日 22時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480511225
  • NDC分類 672.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

第一人者による日本商業史入門。律令制に端を発する供御人や駕輿丁から戦国時代の豪商までを一望し、日本経済の形成を時系列でたどる。解説 中島圭一

===
大阪や東京日本橋界隈の問屋、観光地の朝市、縁日、門前町の商家など、その源流をさかのぼると、多くは中世社会にまでたどり着く。そして彼らの営業形態や商売人としての思想には、中世から引き継がれたものも少なくない。いわば現代経済社会の基礎は中世の商業社会にあるといえよう。本書は長く商業史を牽引してきた著者が、中世の個々の商人像にスポットライトをあてつつ、経済全体の流れについても描いてみせた商業史入門の傑作。朝廷に仕えた供御人、大原女などの行商人、都市の定住商人、戦国の豪商等々、さまざまな商人のしたたかな営業活動が、活き活きと浮かび上がる。 解説 中島圭一
===

多彩でしたたかな群像
朝廷に仕えた供御人から戦国の豪商まで
===

内容説明

大阪や東京日本橋界隈の問屋、観光地の朝市、縁日、門前町の商家など、その源流をさかのぼると、多くは中世社会にまでたどり着く。そして彼らの営業形態や商売人としての思想には、中世から引き継がれたものも少なくない。いわば現代経済社会の基礎は中世の商業社会にあるといえよう。本書は長く商業史を牽引してきた著者が、中世の個々の商人像にスポットライトをあてつつ、経済全体の流れについても描いてみせた商業史入門の傑作。朝廷に仕えた供御人、大原女などの行商人、都市の定住商人、戦国の豪商等々、さまざまな商人のしたたかな営業活動が、活き活きと浮かび上がる。

目次

1 中世商人の諸身分
2 行商・遍歴の商人たち
3 都市の商人
4 座商人
5 戦国の豪商たち
6 海の商人

著者等紹介

佐々木銀弥[ササキギンヤ]
1925‐92年。中世商業史の分野をリードした歴史学者。東京大学文学部国史学科を卒業後、立正大学経済学部助教授、茨城大学人文学部助教授を経て、中央大学文学部教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bapaksejahtera

10
40数年前の本。歴史学がマルクス主義史観に覆われた時代、商業に関し京都町衆や国一揆による封建権力への抵抗が強調されたが、本書は寺社神人や宮廷供御人による座の形成から始まる商業の萌芽をバランス感覚を以て描く。信長を始めとする戦国時代を乗り切った武家政権による楽市楽座についても、近世的秩序確立への先進性とするような記述はない。京都町衆や堺の商人の文化継承への寄与の評価も十分だ。但し戦国武力の兵站を担い身分的に武士と不可分だった商人が、江戸期に至り形式としては劣位に置かれた理由についてもう少し説明が欲しかった。2023/08/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19733631
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。