ちくま学芸文庫<br> 自然界における左と右〈下〉 (新版)

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ちくま学芸文庫
自然界における左と右〈下〉 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480510174
  • NDC分類 404
  • Cコード C0140

出版社内容情報

左右の区別を巡る旅は続く――下巻では、パリティの法則の破れ、反物質、時間の可逆性等が取り上げられ、壮大な宇宙論が展開される。解説 若島正

内容説明

「自然は究極的には左右対称である」―ずっとそう思われていたところに、驚愕の実験結果が現れる。コバルト60の原子核から出る電子の数は、一方の極から出るものが他方より多かったのだ。左右対称が破れた!左右の区別をめぐる考察は、さらに深まって宇宙と時間、究極の物質への問いへと展開する。非対称性は左と右(空間)だけではなく過去と未来(時間)にも存在するのか。この宇宙が誕生するとき、はじめに何が起こったのか。旅は、反物質や超ひも理論、多元宇宙論にまで至って壮大な光景を垣間見せる。

目次

パリティ
反粒子
パリティの破れ
ニュートリノ
スプリット君
時間不変性の破れ
反物質
単極子
時間の矢
エントロピー
時間の反転した世界
時間反転下の人と粒子
初期の物質の理論
スピン
オーパーストリング

著者等紹介

ガードナー,マーティン[ガードナー,マーティン] [Gardner,Martin]
1914‐2010。アメリカの著述家。啓蒙的な科学読み物から、疑似科学批判、ルイス・キャロル作品の注釈など、幅広い活動で知られる

坪井忠二[ツボイチュウジ]
1902‐82。東京大学理学部物理学科卒業

藤井昭彦[フジイアキヒコ]
1927‐2020。東京大学理学部物理学科卒業。上智大学名誉教授

小島弘[コジマヒロシ]
1947年生まれ。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

DK-2084

3
★★★☆☆借り本2024/09/27

Go Extreme

1
パリティ 反粒子 パリティの破れ ニュートリノ スプリット君 時間不変性の破れ 反物質 単極小 時間の矢 エントロピー 時間の反転した世界 時間反転下の人と粒子 初期の物質の理論 スピン スーパーストリング2021/02/08

緑虫

0
★★★☆ パリティ保存則の破れから超弦理論まで。やっぱり現代物理自体がエキサイティングだから下巻の方が勢い面白くなるよね。パリティ保存則の破れは1956年に予想され1957年に実験で実証、1957年にノーベル物理学賞受賞とスピード感がすごい。20世紀初頭から中ごろにかけての物理学の発展は進歩のスピードがすごくて関係者にとっても刺激的な時代だったろうなと思う。原書の発表が1990年。超弦理論以降の物理学を紹介する通俗読み物があれば読みたい。2024/12/15

maghrib

0
面白かった。分子化合物の左右非対称が生物由来であること、物理レベル(法則)では基本的には左右対称を述べた後、実は物理法則でも左右対称性が破れること、それが時間対称性(物理法則は時間反転しても成立)の破れと繋がることが紹介される。後半になるに従って例えのみの説明が増えていくが、それでも対称性に関する興味深いトピックをこのボリュームで一通り抑えているのはすごい。2022/01/03

Lazzy Berry

0
著者の方が数学ゲームを書いた方と知って嬉しかった。数学ゲームでも感じたユニークさをこの本の節々でも楽しむことができたからです。私では理解できなかった部分が多く、その点が心残りです。しかし、途中途中に挟まる物語や哲学者の言葉や詩がとても楽しかったです。特にニュートリノを表現する詩がいっとう素敵でした。2021/03/02

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