ちくま文庫<br> 現代人の論語

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ちくま文庫
現代人の論語

  • 呉 智英【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 筑摩書房(2015/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480432544
  • NDC分類 123.83
  • Cコード C0110

出版社内容情報

革命軍に参加!? 王妃と不倫!? 孔子とはいったい何者なのか? 論語を読み抜くことで浮かび上がる孔子の実像。現代人のための論語入門・決定版!

内容説明

人類史の中で、はじめて登場した思想家の一人、孔子。その言行録が、論語である。東アジアの思想の源流を辿っていけば、この論語に突き当たる。本当はめっぽう面白いのに、退屈だと今なお誤解されている。現代人にとっての面白さを最優先し、全500章の中から50章を精選。孔子の使命感とその挫折、苦闘を原文に即して紹介していく。新たな索引を付した、現代人のための論語入門の決定版である。

目次

変革者 孔子
文化を継承する者
目覚めた者
徳治という難問
詩と人性
文化の出発点としての詩
「淫」と恋歌
現実的な選択
節操と現実感覚
妖艶なる謁見〔ほか〕

著者等紹介

呉智英[クレトモフサ]
1946年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。マンガ評論、知識人論などの分野で執筆活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゅんさん

35
はじめての論語本だったので最初の方は読むのに苦労した、でも慣れてくるとなかなか面白い。1章ごとに解釈とその章に付随するエピソードが書かれていてる。そのエピソードを通して当時の様子、孔子や弟子たちの人となりなどを知ることができそこが良い。特にわたしは弟子たちの性格の違いなどを面白く読んだ。孔子の弟子たちはバラエティに富んでいいですね。子路が個人的に一番好き。引き続き論語関連本を読んでいきたい。2020/04/12

白義

9
反乱軍に誘われてノリノリウキウキで参加しようとする。だらけている弟子たちにそれくらいなら博打でもやれよとギャンブルを薦め、妖艶な美熟女との出会いには内心動揺し、自分の出自にコンプレックス持ちで田舎で尊敬される名士どもなど所詮徳の賊だと罵倒、しまいには最愛の弟子に先立たれると天は俺を滅ぼしたとあれほど思想の原理に据えていた天にまで慟哭をぶちまける。ありとあらゆるかびくさい通俗道徳や経典解釈のヴェールを剥ぎ取り、一人の人間、思想家としての孔子の姿を明らかにするスリリング、かつストレートに面白い最高の孔子入門だ2017/11/18

わたなべよしお

9
呉智英さんの本が好きなので、本屋で見つけて即買い。やはり、この人は面白い。歯切れがいいしね。世を拗ねた、ひねくれ者っぽいところも実は気にいっている。もちろん、ちゃんとした知見を得ることもできるし。2015/08/23

SGM

6
★☆☆『古典をただあがめるのではなく、その中に先人の思想を読み取ろうとするのなら、断片的な章句をお経のように唱えるのではなく、その全体像を把握しなければなるまい』(P269)とあるように、なるべく孔子を聖人として扱わないように書かれている。類似した内容や関係ある所をまとめて書いているので論語を読むときに辞書的な感じで役に立つ。やや難解な箇所もある。これを読まれるのであれば、パオロ・マッツァリーノさんの『エライ人にはウソがある』も合わせて読むことをオススメします。2016/05/15

傘緑

3
「論語は大きな誤解の中にある。そして、論語を読んだことさえない知識人によって、誤解はさらに広められている」古典は読まれないことによって古典になりさらに読まれなくなっていく、この悪循環。たぶん学校などで第一に教える論語のセレクションに問題がある。例えば「唐棣の花、偏としてそれ反せり…」と詩を吟じる孔子の姿、あるいは「紂の不善は是くの如く甚だしからざるなり…」と歴史哲学を論じる子貢の姿、こういった答えを教えるのではなく答えを考えさせる、そういった生きた孔子による現代人のための論語がもっと考えられてもいい。2016/08/22

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