ちくま文庫<br> モチーフで読む美術史

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ちくま文庫
モチーフで読む美術史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480430762
  • NDC分類 720.79
  • Cコード C0170

出版社内容情報

絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書。カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。

内容説明

たとえばあなたが実際に美術館に出かけて目にした、これまで見たことのない中世の西洋絵画を即座に読み解くにはどうすればいいだろうか。本書は、絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書である。西洋絵画だけでなく、日本を含む東洋の美術や現代美術にも言及している。人気の新聞連載に加筆し、カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。

目次










ライオン〔ほか〕

著者等紹介

宮下規久朗[ミヤシタキクロウ]
1963年名古屋市生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院修了。美術史家、神戸大学大学院人文学研究科准教授。『カラヴァッジョ 聖性とヴィジョン』(名古屋大学出版会)でサントリー学芸賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

404
本書は東京新聞・中日新聞夕刊に連載されていたコラム様のショートエッセイをまとめたもの。美術作品におけるトリビュート、シンボルなどについて述べたもの。字数が少ないので、十分に語れないようで個々の項目については事典的な記述に終わっている。もう少し自由に書いてもらった方が良かったように思う。今回新たに気が付いたのは、「恋文」の項にハブリエル・メツー、ディルク・ハルスの絵が掲げられていたが、一見したところではフェルメールと見紛うばかり。ほぼ同時代のオランダ人なのだが、フェルメールの絵は時代の様式でもあったのだ。2021/03/01

徒花

375
再読。そもそもヤン・ファン・エイクの表紙に惹かれて買ったものだが、内容もおもしろい。西洋絵画の中にさりげなーく書かれている小物がじつは作者が示したかった重要なメッセージだったり、絵の中に登場している人物の性格や感情をひそかに表現していることが丁寧に説明されている。もともと新聞に連載されたものを編集し直したものなので、各テーマごとに見開きで完結していて、空いた時間にちょこちょこと読めるのも魅力的。やはり、西洋美術はキリスト教の知識があったほうが楽しめることが再確認できる。2016/04/02

ハイランド

105
絵画を楽しむにはいくつかのアプローチがある。絵そのものの色合いや構図、タッチを自分なりに楽しむやり方。画家の生涯に思いを馳せながら、画家の気持ちになって楽しむやり方。そして書かれたモチーフの意味するものを考え、込められた意図や寓意を推測するやり方。如何せんキリスト教的教養に無縁の生活をしてきた身にとっては、特に西洋絵画の意味するものを推測するには材料不足である。この本はそんな私への福音書じゃないかというぐらいドンピシャの本でした。カラー図版も豊富だし解説はわかりやすい。アンチョコとして手元に置いていたい。2016/08/21

Aster

55
2/3まで読んで挫折。端的過ぎて美術初心者はイメージが湧きにくい。モチーフを紹介している本なら他にもっと良いのがある。2020/06/07

zirou1984

42
古典絵画について時に難しく感じてしまうのは、羊や魚、チーズといったモチーフについての常識が不足しているから。新聞で連載されていたものを文庫化した本作では、上記のような対象についての解説と関連する絵画についてそれぞれ2ページ×2ページの枠組みで紹介されており、広く浅くながらも驚きに満ちた内容となっている。特にWindows OSとそのアイコンにも聖書的意味があったというのは意外だった。洋の東西における解釈の違いは面白く、歴史的作品の数々がカラーで収録されているのも入門書として嬉しい作りになっている。2015/10/31

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