出版社内容情報
中国のめんは、いかにして「中華風の和食めん料理」へと発達を遂げたか。外来文化を吸収する日本人の情熱と知恵。丼ぶりの中の壮大なドラマに迫る。中国のめんは、いかにして「中華風の和食めん料理」へと発達を遂げたか。外来文化を吸収する日本人の情熱と知恵。丼ぶりの中の壮大なドラマに迫る。
岡田 哲[オカダ テツ]
著・文・その他
内容説明
日本の国民食ラーメン。そこには、中国伝来の製麺技術が吸収・同化されたうえで、日本料理ならではの伝統がいくつも盛り込まれている。明治維新までの肉食忌避が解消され、安くてうまくて栄養いっぱいの食べ物が求められるようになると、全国で爆発的に普及。インスタントラーメンの発明を経て、世界中に広まっていく。外来文化を取り入れては積極的なアレンジを繰返す、日本人の凄まじい情熱と知恵。本書は、膨大な史料を踏まえて描かれた壮大な歴史ドラマである。巷間のラーメン情報の底本となったラーメン通史の決定版。
目次
プロローグ ラーメンの魅力と不思議
第1章 中国めん料理の発達小史
第2章 日本のめん食文化の歩み
第3章 ラーメンへの芽生え
第4章 料理書にみるラーメンへの変遷
第5章 ラーメンの魅力を探る
第6章 日本が生んだ世界のラーメン
第7章 こだわりの味・くせになる味
エピローグ ラーメンと日本人
著者等紹介
岡田哲[オカダテツ]
1931年生まれ。食文化史研究家。東京大学農学部農芸化学科卒業。日清製粉(株)勤務後、1994~1997年、放送大学食文化史担当。全国調理師養成施設協会『調理用語辞典(改訂版)』の編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
Ex libris 毒餃子
いざなぎのみこと
Makoto Miyamura
niz001
-
- 和書
- 歳月の梯子