出版社内容情報
抽象芸術の旗手カンディンスキーによる理論的主著。絵画の構成要素を徹底的に分析し、「生きた作品」の構築を試みる。デザインの本質を突く一冊。
ヴァシリー・カンディンスキー[カンディンスキー,ヴァシリー]
宮島 久雄[ミヤジマ ヒサオ]
内容説明
芸術にも科学を―。20世紀はじめに“抽象絵画”の概念をいち早く提唱し、絵画作品の新局面を切り開いたカンディンスキーが試みたのは、絵画の構成要素を徹底的に分析し、理論的・科学的に吟味することだった。点や線がもつ本源的な力を把握すること。そうしてこそ、それらが平面の上に置かれたときに相互に共鳴し合い、生きた作品としての“コンポジション”が実現するのだ。絵画にとどまらず、さまざまな造形芸術に大きな影響を与えた古典的名著。
目次
序論
点
線
地‐平面
付録
著者等紹介
カンディンスキー,ヴァシリー[カンディンスキー,ヴァシリー] [Kandinsky,Wassily]
1866‐1944年。ロシア生まれ。大学では法律を学ぶも、1896年にミュンヘンに移り本格的な絵の勉強を始める。1911年にフランツ・マルクとともに「青騎士」を結成。1922年以降はバウハウスで教官を務めた。抽象絵画の提唱者として、絵画作品では「コンポジション」シリーズが有名
宮島久雄[ミヤジマヒサオ]
1936年、大阪府生まれ。京都工芸繊維大学教授、京都大学教授、国立国際美術館長、高松市美術館長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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やいっち
nbhd
Don2
またの名
人工知能