出版社内容情報
数感覚の芽生えから実数論・無限論の誕生まで、数万年にわたる人類と数の歴史を活写。アインシュタインも絶賛した数学入門の古典的名著。
トビアス・ダンツィク[トビアス・ダンツィク]
水谷 淳[ミズタニ ジュン]
内容説明
人間が知的営みをするには数の概念は欠かすことができない。数の概念は、ただ数えるだけの素朴な“数感覚”に始まり、自然数、整数から有理数、無理数、そして実数へと広がり、その過程で“無限”や“連続”をめぐる数多くの難問に多くの数学者が挑んできた。数千年にわたる壮大な歴史をダンツィクは平易かつドラマチックに描く。その筆致はかのアインシュタインが「数学の進歩を扱った本として、私がこれまでに手に取った本の中で間違いなく一番面白い」と大絶賛したほど。初版刊行から80年、今なお読み継がれる数学読み物の古典的名著。
目次
指紋
空白欄
数の伝説
最後の数
記号
口に出してはならないもの
この移ろいゆく世界
生成の技術
隙間を埋める
数の領域
無限の構造
二つの現実
数の記録について
整数に関するトピック
方程式の解と累乗根について
原理と論証について
著者等紹介
ダンツィク,トビアス[ダンツィク,トビアス] [Dantzig,Tobias]
1884‐1956年。ロシア帝国(現ラトビア)生まれ。フランスでポアンカレに数学を学び1910年にアメリカに移住。木こりや道路工事作業員などの仕事をしていたが、インディアナ大学へ入学し数学の博士号を取得。ジョンズ・ホプキンス大学、コロンビア大学などで教鞭を執った
水谷淳[ミズタニジュン]
東京大学理学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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