ちくま学芸文庫<br> 中国の歴史

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ちくま学芸文庫
中国の歴史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480096913
  • NDC分類 222.01
  • Cコード C0122

出版社内容情報

中国とは何か。独特の道筋をたどった中国社会の変遷を、東アジアとの関係に留意して解説。初期王朝から現代に至る通史を簡明かつダイナミックに描く。

内容説明

中国とは何か。広大な領土のなかに多様な民族と地域を含みながら、なぜ一つの国としてまとまっているのか。西洋や日本とも異なるその特質は、いかにして形成されたのか―。中国を理解するには、それを歴史的視野のもとで捉えることが欠かせない。本書は、初期王朝から現代にいたる中国史の大きな流れをあざやかに一望する。とりわけ、東アジア諸国との関係に重点をおいて中国社会のダイナミックな変遷をたどる一方、そうした時代の変化を超えて持続する特徴にも目を配ることで、その歴史の全貌を平明かつ立体的に描き出す。中国社会をより深く理解するための決定版入門書!

目次

「中国」とは何か
中国初期王朝の形成
春秋・戦国から秦の統一へ
漢帝国と周辺地域
分裂と融合の時代
隋唐帝国の形成
宋と北方諸民族
元から明へ
清朝の平和
清末の動乱と社会の変容
中国ナショナリズムの形成
五・四運動と中国社会
抗日戦争と中国革命
社会主義建設の時代
現代中国の直面する諸問題

著者等紹介

岸本美緒[キシモトミオ]
1952年東京都生まれ。東京大学文学部東洋史専修課程卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学大学院人文社会系研究科教授をへて、現在、お茶の水女子大学基幹研究院教授。専攻は中国史(明清史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もちもちかめ

16
キングダム読んでる人は、大体こういう本を数冊手に取るでしょうよ、ええ、私も例外ではありませんよ。秦は郡県制を強いて、焚書坑儒をし、阿房宮とか建てちゃって統一後15年ですぐ滅んだ‥哀しみ。いや!度量衡、貨幣、文字、車軌を統一、戦争がなくなったんだぞっ!李斯ともう一人名前が挙がったのは!蒙恬でしたー!蒙恬ちゃん、匈奴を撃つらしいぞ、ガンバレ2019/10/22

ピオリーヌ

11
著者は明清期の研究者として著名。放送大学のテキストとして使われた物が底本であり、手堅く纏まっている。コラムも面白く、中国の歴史を知る導入としてお薦め。ここから著者の他の書籍に進めば良いのでは?中公の『明清と李朝の時代』山川『東アジアの近世』などの概説書がある。2020/10/18

勝浩1958

10
中国史の入門書なのですが、大学受験に歴史を選択しなかったいまの私には、情けないほどに、一読しただけではほとんど知識として蓄積されませんでした。やはり若い頃にしっかりとした基礎知識は習得しておくべきであったと反省するには格好の教材でした。ここ数年は日本を中心に近現代史に関連した書物を読んでいるため、清朝末以降の歴史は少し理解できました。また、現在の中国が抱える問題の大きさを再認識しました。今後中国はどのような道を歩んで行くのかとても気になるところです。2015/10/10

tieckP(ティークP)

9
非常に穏やかな本で、文体も学説も落ち着いている。必ずしも歴史好きに好まれる本ではないようだけれど(基本的に彼らは器としての文章の質よりは、内容が濃かったり資料が豊富だったり最新であったりという実を優先するし、それは正しいことである)、大学受験後に大人として知っておきたい中国史はここに全部、流れも分かりやすく収まっていて、放送大学のテキストに求められている役割を瑕疵なく果たしている良著。岸本さんの本は、挿入される原典の選択も含めて、国語的なセンスを感じて、たぶん一般的な読書好きにも読みやすいだろうと思う。2017/02/06

kawasaki

6
放送大学のテキスト(2007年)が基で15章仕立て。「教科書だ」が端的な評。中原の王朝交代史のみでなく周辺地域との関係を重視する視角を掲げ、第1章は「『中国』とは何か」に充てる。中国史の通史を、文庫本1冊で、学術研究に基づいた堅実穏当な叙述で読める、という本は案外にないもので、おすすめできる点。読み物としては物足りなさもあるが、高校世界史から踏み出す読者・役割と紙幅を考えれば、どこを絞りなにを勘所にしたか、筆者の工夫から学ぶことは多であろう。史料紹介も挟み、巻末の文献案内も整備。2017/06/26

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