ちくま学芸文庫<br> 高校生のための文章読本

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ちくま学芸文庫
高校生のための文章読本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480096425
  • NDC分類 816
  • Cコード C0193

出版社内容情報

夏目漱石からボルヘスまで、一度は読んでおきたい文章70篇を収録。読解を通して表現力を磨くテキストとして好評を博した名アンソロジー(村田喜代子)

内容説明

良い文章とは、(1)自分にしか書けないことを、(2)だれが読んでもわかるように書く、という二つの条件を満たしたもののことだ―文章表現の多様さに触れ、書き手の個性が遺憾なく発揮された文章を読み味わうことは、自分なりの言語表現を形づくるための最良の道筋になる。夏目漱石や村上春樹、プルースト、ボルヘスなど古今東西の名手による作品70篇を選りすぐり、短文読み切り形式で収録。国語教科書のサブテキストとして一世を風靡した不朽のアンソロジー。

目次

混沌からことばへ
感性の輝き
ことばで遊ぶ
もう一人の自分
見ること・見えること
幻想への旅
疑いから思索へ
機知とユーモア
女と男
さまざまな青春
日々をみつめて
生きるかなしみ
体験の重み
生きるよろこび

著者等紹介

梅田卓夫[ウメダタクオ]
1938年、岐阜県に生まれる。名古屋大学教育学部卒業。愛知県立小牧工業高校の国語科教諭、愛知淑徳大学非常勤講師を務める。2013年没

清水良典[シミズヨシノリ]
1954年、奈良県に生まれる。立命館大学文学部卒業。愛知県立小牧工業高校の国語科教諭を経て、愛知淑徳大学教授

服部左右一[ハットリサウイチ]
1948年、和歌山県に生まれる。京都大学文学部卒業。愛知県立小牧工業高校等の国語科教諭を経て、愛知淑徳大学非常勤講師

松川由博[マツカワヨシヒロ]
1949年、愛知県に生まれる。愛知県立小牧工業高校の国語科教諭を務める。1998年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冷狸

11
流行のエンタメばかり読んでいる頭には新鮮な古今東西の名文アンソロジー。この一冊で名文を読み、文章の書き方も学べる名著。文章指南はわずか10ページにまとめられており、この10ページの内容を身につけることができればプロ級の文章が書けることは間違いない。ラノベ好きの高校生には収録作品は退屈かもしれんが、若いうちに名文を読んでおくことは心の財産になるよ。辞書と一緒にずっと手元に置いておきたい一冊。2015/09/27

冬佳彰

8
俺が入手したのは、文庫版ではなかったが。高校時代など、もう四十年くらい前だな。本は好きだったが、大学予備校でしかない高校の無意味さを憎んでいた。その認識が間違っていたとは思っていない。それはさて置き、良い本だ。古今東西の作家の文章を読むことで、自分の文体や、視点の位置、描写の方法というものを意識させてくれる。座右に置いて良い本だ。別役実さんの『徒然草』の話、寡聞にして知らなかったが、本当なんだろうな?目から鱗であった。2019/11/23

kat

5
高校生じゃないけど読んでみた。自分が若いころに読んだ本がいくつか取り上げられていて懐かしかった。途中途中に現国の問題みたいなモノがあって、学生時代を思い出した(笑)ちょっとした本紹介になっていて、大人が読んでも楽しめると思った。2015/01/24

押さない

4
①自分にしか書けないことを②だれが読んでもわかるように書く /「だれにでも書けるものを、自分にしか読んでもわからないように書く」ではダメなのだ。これが実に難しい。2017/02/20

mochi_u

4
文章を書く人に向けて作られた、「読む」という体験を豊かにしてくれる本です。「一文を短く」、あるいは「文末が単調にならないように」といったことは枝葉末節にすぎない。「なぜ書くか」、「何を書くか」、「どのように書くか」。本来の意味のアンソロジーとして集められた七十編の文章と解説は、文章が符号程度の価値しか認められず、視覚情報の劣化したものとすら考えられる流れの中にあって、その真価に気づかせてくれる本だと思います。2015/08/24

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