ちくま学芸文庫<br> 反・仏教学―仏教VS.倫理

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ちくま学芸文庫
反・仏教学―仏教VS.倫理

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480095114
  • NDC分類 181.04
  • Cコード C0115

出版社内容情報

人間は本来的に、公共の秩序に収まらないものを抱えた存在だ。〈人間〉の領域=倫理を超えた他者/死者との関わりを、仏教の視座から問う。

内容説明

人間は本来的に、公共の秩序に収まらない何かを抱えて生きる存在である。常識として通用してきた倫理道徳では対応できない問題が起きたとき、そこに見えてくるのは何なのか。“人間”の領域、つまり倫理的な世界をはみ出したところで出会う「他者」、さらにはその極限にある「死者」との関わりを、著者は、古典的な仏教学ではない“現代に生きる仏教”の視座から、根源的に問い直そうとする。倫理を超える新たな地平を示すと同時に、日本仏教の思想的成果を丹念に抽出し、それを広範な哲学・思想史の中に位置づけ、鍛え直した著書。初版刊行後の理論的展開を書き下ろしで加えた、待望の文庫版。

目次

倫理ぎらい
1 仏教を疑う(仏教も倫理も疑わしい;仏教の倫理性欠如;原始仏教の倫理性;菩薩の他者論;倫理から超・倫理へ;“空”の原理の曖昧さ;誰でも仏になれるのか?;社会参加仏教は可能か?;葬式仏教は悪いか?)
2 “人間”から他者へ(倫理の根拠としての“人間”;“人間”を逸脱する;他者の発見と宗教;宗教は倫理を乗り超える;宗教はしばしば倫理と妥協する;つきまとう他者;他者という迷路―“恨”と“魔”;“愛”もまた逸脱する;他者との一体化とナショナリズム;神仏関係をとらえなおす;自然は取り戻せるか?)
3 他者から死者へ(他者の極限としての死者;死者と関わる;死者が生者を支えている;戦争の死者たちは眠れない;死者なき倫理の限界;ヒロシマ・ヤスクニを問いなおす;死者儀礼を見直す;死者から宗教を再構築する;死んでどこへ行くのか?;日常からの再出発)
文庫版増補「他者・死者論の地平」

著者等紹介

末木文美士[スエキフミヒコ]
1949年山梨県に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授を経て、国際日本文化研究センター教授。仏教学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

大道寺

6
死者との関係性において葬式仏教を見直していく。タイトルの「反」は反対の「反」ではなく「反省」の「反」。著者の論拠としている点について違和感が幾つもあったが、興味深いテーマではある。2024/01/02

坂口衣美(エミ)

4
普段「なんとなく」とらえていた仏教というモノを考えるきっかけになりそう。また死者を極限的な他者として捉える思想が新鮮。私個人は仏壇を拝んでも「死者に語りかける」という感じはないけれど…。戒名について書かれているところには納得。葬式で問題になるのって大概金銭的なことだよなあ。私が宗教について醒めた見方をしてしまうのもその点。結局カネか、と。でももっと詳しく知れば、仏教の深みを感じられるのかも。2013/05/13

Momoko Nishikawa

3
死者、死ぬことを考える事が多い倫理的ではないのかな?宗教的な本ではなく、理性的で合理的な哲学の本。でもそこに収まらない事に気付ける。著者の等身大の語り口に好感を覚える。近代の日本の宗教についてもっと知りたいと思った。2015/11/27

虞蒙もしくは風船猫

3
後半は話が大きくなって、理解が追いつかない感がありました。悟りとか束縛からの解放とか言っても、関係性とか仏とかしがらみからは逃れられないよね。仏陀にしても無限みたいな昔から修行してたし、死んでからも我々に影響を与えてるじゃないかという辺りは、発見でした。2013/03/14

ishii.mg

2
短い本だが濃い中味。あとがきにあるようにもっぱら古典文献を地道に読み解く作業を長年積み重ねてきた著者は、人文学とは地道な文献考証に基づくとしたサイードに重なる。仏教(宗教)を他者である死者との関係において再構築する試みと読んだ。著者の最近の死者と霊性をめぐる考察に続いていくきっかけの本だったのかもしれない。2022/10/14

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