ちくま学芸文庫<br> 大村はま優劣のかなたに―遺された60のことば

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ちくま学芸文庫
大村はま優劣のかなたに―遺された60のことば

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480094872
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0137

出版社内容情報

現場の国語教師として生涯を全うした、はま先生。遺されたことばの中から60を選りすぐり、先生のひととなり、思想、仕事に迫る、珠玉のことば集。

内容説明

現場の一国語教師として、生涯を教室に捧げた大村はま。かつて大村教室の生徒だった著者は、その授業の力をつぶさに見て、感じて思春期を送った。そこで出会った厳しいことば、思いがけないことば、ハッとすることば。そして、大村の晩年、ともに過ごした多くの時間から、ことばに込められたほんとうの意味と思いが見えてきた。本書では遺された魅力的なことばから60を選りすぐり解説する。「聞く力は知恵の始まり」「子どもは「身のほど知らずの伸びたい人」です」「人間の成長がないところには文章の伸びはない」…。人を育てることにかけた思いと力がまっすぐに伝わる、珠玉のことば集。

目次

大村はまという人
子ども
ことば―話すこと聞くこと
ことば―読むこと書くこと
学ぶということ
教えるということ
教師という職業人
優劣のかなたに

著者等紹介

苅谷夏子[カリヤナツコ]
1956年生まれ。大田区立石川台中学校で、当時63歳だった国語教師大村はまの教室で2年半学ぶ。東京大学文学部国文科卒業。結城紬職人、シカゴ日本人学校補習校教員などを経て、現在「大村はま記念国語教育の会」事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

19
 こうして、残して本にしてくれるから、読める。知ることが、学ぶことができる。大変にありがたい。いろいろと耳に痛い箇所があった。2016/03/30

編集兼発行人

4
孤高の教育人が生前に残した言葉の数々を死の直前まで身近に仕えた嘗ての生徒が編み直し解説。「自分の不在により他人への支援を完成させる」という「ポストリーダー」的な態度に基づく総論とも各論ともつかない唯一無二の厖大な教育論を60の鍵語に絞り込んで並べた平易な構成により人材育成に関する凡百のビジネス書を圧倒的に凌駕。「独りでも成し遂げなくてはならないこと」を知ってしまった師と彼女の意を最も受け継ぐ弟の身を切るような使命感と孤独感がヒシヒシと伝わり胸を打ち続けて止まない。おこがましくも「この域に達したい」と切望。2012/11/04

K2

3
「教えるということ」など、大村はまさんの本は時々読み返す。なかなか自分に厳しくすることができないといつも思う。この本は著者が大村はまさんと実際に触れ合っていくなかで感じたこと、思ったことがまとめてある。えらい学者などよりもしっかりした気迫のある強い人だったんだと改めて思った。背筋を伸ばしたいときに読むといい本。2013/11/10

chaco

3
「優劣のかなた」なんて甘い言葉。しかし、その裏には生徒ひとりひとりをよく知り、教材に惜しみなく工夫を盛り込み、という大村はまの絶え間ない手引きが隠れている。簡単にぜんぶ実践できる!なんていう元気はないけれど、少しずつでも自分の生き方に根付かせたい思想がたくさん見つかった。

Ryu_S

2
印象深い箇所に付箋をつけながら読んだら、50箇所を越えてしまった。自分は、大村はまという山のいただきの「ふもとをうろうろと巡っているだけ」だけれど、この本は「少しでも高いところへ」という憧れを呼び起こしてくれる。生命力の弱まったときに再読しようと思う。2013/02/18

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