出版社内容情報
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内容説明
1916年、アインシュタインの一般相対性理論が発表されて間もなく、天文学者シュヴァルツシルトはアインシュタインの方程式から一つの興味深い厳密解を導いた―この解こそがブラックホール発見への扉を開いたのだ。しかしその後の道のりは決して平坦ではなかった。相対論・量子論・原子核物理学の発展と観測機器の精密化、そしてランダウ、チャンドラセカール、ホイラーを筆頭とする最前線の物理学者たちの英知を結集することでようやく明らかになってきた“宇宙の穴”とはどのようなものなのか?発見への壮大なドラマと今日的課題に宇宙論の第一人者が迫る。貴重な図版・写真も満載。
目次
序章 ブラックホールと一般相対論
第1章 宇宙観と物理法則
第2章 アインシュタインの相対性理論
第3章 星の重力平衡限界とコンパクト星
第4章 中性子星・ブラックホール・X線星
第5章 ブラックホールさまざまの話題
ブラックホールと、ルフィーニと私と
著者等紹介
佐藤文隆[サトウフミタカ]
1938年、山梨県生まれ。1960年京都大学理学部卒業。同学部大学院、助手、講師を経て、1974年より京都大学基礎物理学研究所教授。1985年、同大学理学部教授。同大学名誉教授
ルフィーニ,R.[ルフィーニ,R.][Ruffini,Remo]
1942年、フランス生まれ。1963年ローマ大学卒業。プリンストン大学助教授、京都大学客員教授などを経て、1978年よりローマ・ラ・サピエンツァ大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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