内容説明
「はかなし」という王朝的情緒が、中世において「無常」に移行し、道元の無常の形而上学にいたる経過を、犀利な観察と豊かな情感をもって詳細にたどり、日本人の無常感の変遷過程を初めて体系化する。著者の到達点を示す卓異の論考。
目次
はかなし(序;「はかなし」という言葉;かげろふの日記;紫式部日記 ほか)
無常(さまざまな発心―法然の特殊性;浄土と穢土―恵心・法然・親鸞;死と詩―一遍の称名 ほか)
無常の形而上学―道元
「はかなし」という王朝的情緒が、中世において「無常」に移行し、道元の無常の形而上学にいたる経過を、犀利な観察と豊かな情感をもって詳細にたどり、日本人の無常感の変遷過程を初めて体系化する。著者の到達点を示す卓異の論考。
はかなし(序;「はかなし」という言葉;かげろふの日記;紫式部日記 ほか)
無常(さまざまな発心―法然の特殊性;浄土と穢土―恵心・法然・親鸞;死と詩―一遍の称名 ほか)
無常の形而上学―道元
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