ちくま学芸文庫<br> 人間の条件

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ちくま学芸文庫
人間の条件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 549p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480081568
  • NDC分類 311.1
  • Cコード C0131

内容説明

条件づけられた人間が環境に働きかける内発的な能力、すなわち「人間の条件」の最も基本的要素となる活動力は、《労働》《仕事》《活動》の三側面から考察することができよう。ところが《労働》の優位のもと、《仕事》《活動》が人間的意味を失った近代以降、現代世界の危機が用意されることになったのである。こうした「人間の条件」の変貌は、遠くギリシアのポリスに源を発する「公的領域」の喪失と、国民国家の規模にまで肥大化した「私的領域」の支配をもたらすだろう。本書は、全体主義の現実的基盤となった大衆社会の思想的系譜を明らかにしようした、アレントの主著のひとつである。

目次

第1章 人間の条件
第2章 公的領域と私的領域
第3章 労働
第4章 仕事
第5章 活動
第6章 〈活動的生活〉と近代

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

111
3年近く積読であった。ある読書会に参加して読もうと思って決意して読み始めた。やっぱり難しい!ハンナ・アーレントさんは難解で有名らしいがその中でもこの人間の条件は難解らしい。たしかに色んな哲学者の言葉を借りながら自分の考えを紡いでいた。私がわかったこととしては人間は仕事、労働、活動の3つと思考に分かれている。仕事と労働の違いは消費と保存である。労働が消費で仕事が保存である。そして労働が資本主義と相まって浪費社会になってしまった。そのことによって環境問題などが起きてしまった。再読が必要な本である!2022/04/18

Y2K☮

49
人の活動を生命維持=カネの為にする「労働」と収入度外視で公の為に行う「仕事」、そして形に残らぬ言論等の「活動」に分類。古代ギリシアでは奴隷の役割だった「労働」が今や最上位。全てが使い捨てのご時世で我々は大量生産&消費の奴隷と化し、物の価値を値段で計り、カネに直結しない思想や哲学を役立たずと嘲笑う。家事も含めた生きる為の労働を卑しいなんて誰にも言わせない。ただ忙しさに埋没せず、余暇を見つけて公の為に考える時間を持つ様にはしたい。読書と読メはその手段に十分なり得る。創作もそう。労働ではなく仕事として取り組む。2016/11/25

テツ

37
人間は何をするために存在しているのか。人間を人間たらしめる条件とは何か。おそらくかなり多くの方がぼんやりとでも考えたことのあることについて。労働と消費のサイクルに組み込まれて死ぬまでそれを回し続けることは人間以外の動物でもしている。労働、仕事、活動。労働するだけで自らの生命を繋ぐだけの在り方に疑問を持ち何かしらの精神的な活動を始めることにより人間は人間になれるのかな。難しくて理解出来ない部分が多かったのでまたゆっくり読み返したいです。2018/04/30

ゆう。

35
難解でした。著者の生き方は前から興味関心はあり、ちょっとしたブームでもあったので一度著書には触れてみたいなと思っていました。人間の根源的な活動力を「労働」「仕事」「活動」にわけ、仕事と活動の人間的意味を回復するために、労働のもつ否定的側面を強く訴えた本なのかなと勝手に理解しました。マルクスを意識しているというのは強く伝わってきました。ただ著者はマルクスの労働概念をとても狭くとらえていると思います。著者の言わんとしている仕事や活動を含めマルクスの労働概念は成り立っているのではないでしょうか。2019/03/17

フム

29
やっと最後まで読み通すことができた。最初に手に取ったのは東日本大震災後だ。原発事故によって、科学に対する信頼が大きく揺らいだ。その後の専門家の言動についても、疑問に思うことが多かった。そんなときに、SNSでアーレントのことを知った。今の時代の全体主義とは、どのように現れるのか、アイヒマンのような凡庸な悪は誰もが陥りそうな気がした。それに抗うためにはどうすればいいのか。アーレントが思考し続けたことが主著と言われる『人間の条件』に記されているという。私にとっての「死ぬまでに読みたい一冊」となった。2020/08/13

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