ちくま新書<br> 倭寇・海商・華僑―海はいかにして歴史をつないだか

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ちくま新書
倭寇・海商・華僑―海はいかにして歴史をつないだか

  • 松尾 恒一【著】
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  • 筑摩書房(2025/11発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480077158
  • NDC分類 210.18
  • Cコード C0221

出版社内容情報

西洋列強をアジアに導いた「海賊」

茶・饅頭・カステラ、食文化を届けた「海商」

大陸から日本へ、新しい中華文化を伝えた「華僑」

歴史の主役は、「海」にあり



西洋列強の進出、信仰の伝来、生活文化の変容――世界をつなぎ歴史を更新してきたのは、国境のない海を主戦場とする海賊や海商たちだった。日本を含む多国籍海賊となっていった「倭寇」、日本へ渡り外国の文化を伝えた「海商」、日本の近代化に貢献した「華僑」。時に権力と結びつき、 時に非合法的な方法で、彼らは荒波を乗り越え、いかにして新しい文化を届けたのか。大航海時代から現代まで、海を越えて伝えられた文化に焦点を当て、新しい視点から東アジアの歴史を描きなおす。


【目次】

Ⅰ 倭寇──世界をつないだ多国籍海賊

第1章 倭寇と大航海時代

第2章 東南アジアを目指した中国海賊



Ⅱ 海商──日清・日蘭貿易と激変する世界

第3章 貿易はどのように行われていたのか?

第4章 日清・日蘭貿易で激変した生活



Ⅲ 華僑──日本に渡った華人たち

第5章 清の海商から在日華僑へ

第6章 戦後の華僑

内容説明

西洋列強をアジアに導いた「海賊」。茶・饅頭・カステラ、食文化を届けた「海商」。大陸から日本へ、新しい中華文化を伝えた「華僑」。歴史の主役は「海」にあり。

目次

1 倭寇―世界をつないだ多国籍海賊(倭寇と大航海時代;東南アジアを目指した中国海賊)
2 海商―日清・日蘭貿易と激変する世界(貿易はどのように行われていたのか?;日清・日蘭貿易で激変した生活)
3 華僑―日本に渡った華人たち(清の海商から在日華僑へ;戦後の華僑)

著者等紹介

松尾恒一[マツオコウイチ]
1963年東京生まれ。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授・千葉大学大学院客員教授。國學院大學大学院博士課程修了。博士(文学)。國學院大學講師・助教授を経て現職。専攻は民俗学、日亜欧文化交流史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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skunk_c

62
著者は民俗学者。倭寇については新しい発見はなし。海商のところは歴史的事実に対する考証がいい加減なことが目立ち、かなりげんなり。最後の華僑については専門性を生かした調査に基づく記述が多く、新しい発見が多かった。しかし地理・歴史的な記述の誤りの多さ(最大の例が「あとがき」にある「川崎の鶴見」。沖縄人の多い地域ということで矢向のこととは分かるのだが、ご自身が「横浜県立の定時制高校に勤務」と自己紹介-これも不思議な表記だが-のあとに書いているわけで、それでこの間違いなのと驚いた。同語反復も多く、編集者よ頑張れ。2025/11/26

さとうしん

12
タイトルから想像・期待される内容と実際の中身とで少しくズレがあるなあという印象。特に海商について扱う(はずの)第Ⅱ部でそれを強く感じた。また現代とのつながりを強調するのはよいのだが、結びつけが強引な部分があるのも気になった。内容自体は、林道乾ら東南アジアで活躍した中国海賊の事跡と現地での信仰の関係など、興味深いものも多い。2025/11/14

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