出版社内容情報
個々人が鍛えられ、組織も強くなる。VUCA時代の、「権限によらないリーダーシップ」とは。その理論や肝になる3要素、また実際の習得方法を紹介する。
内容説明
「リーダーシップを発揮するには、組織内でその根拠となる何らかの『権限』が必要だ」と考える人は多いだろう。本書で紹介するのは、そういった権限の有無や強弱によらず、参加する人すべてが発揮する新しいリーダーシップだ。このリーダーシップは具体的スキルとなる「目標設定・共有」「率先垂範」「相互支援」の最小3要素が過不足なく機能することで実現可能となる。個々人のキャリアアップに結びつく一方で、柔らかく強い組織づくりにもつながる「権限によらないリーダーシップ」が支持される理由と習得法、実践法を紹介する。
目次
第1章 今なぜ、必要なのか―求められる5つの要因(冷戦終結以降、世界は予測不可能な時代に突入したこと;激化する競争の中、イノベーションの促進が不可欠になったこと ほか)
第2章 組織をどう変えるか(「権限によらないリーダーシップ」とは?;うまく機能させる鉄則は、最小3要素の徹底 ほか)
第3章 身につけるために必要なこと(機能するために不可欠な3要素;あなたのまわりの「事例探し」をしてみよう ほか)
第4章 その実践(1)(最初は「バディ」と二人三脚で取り組む;バディは「対等な関係」が大前提 ほか)
第5章 その実践(2)権限者の場合(部下たちがリーダーシップを発揮しやすい環境をつくる;部下の中からリーダーシップを発揮できそうな人を見つける ほか)
著者等紹介
日向野幹也[ヒガノミキナリ]
1954年東京生まれ。78年東京大学経済学部卒業。83年同大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。東京都立大学教授、立教大学教授を経て、早稲田大学教授・専攻はリーダーシップ開発、金融論。早大日本橋キャンパスで社会人向け講座も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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