ちくま新書<br> 密教アート入門

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ちくま新書
密教アート入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480068064
  • NDC分類 186.7
  • Cコード C0215

出版社内容情報

密教をアートから眺めると、すっきりと本質を理解できる。曼荼羅など視覚美術のみならず、人間の五感に訴えかけて自然と繋がる、秘術の根源がここに明かされる。

内容説明

密教は「わからない」といわれることが多い。しかし、密教を「アート」というフィルターをとおして眺めると、あまり難しく考えずに、すっきりと本質を理解できる。日本の密教の開祖である空海も、アートを用いてその本質を知らしめる手法を重んじたという。この手法は、曼荼羅という密教アートの基本へと通じており、曼荼羅自体が密教寺院における本尊の役割も担っている。三〇年もの間、仏画・曼荼羅の研究と作画にたずさわってきた著者自筆の図版も収録、平明な語り口を通じて密教を理解する一冊。

目次

第1部 密教アートの世界―基礎知識(曼荼羅入門;別尊曼荼羅;作画の技法と作法;秘仏)
第2部 実践する密教アート―生活のなかの密教・加持祈祷(「密教アート」と身体論;密教と加持祈祷;鎮護国家の修法;鎮宅法と安鎮法;五壇の法;請雨法;光明真言法;愛染明王法と如法愛染法;修験道と密教アートの関係;立山曼荼羅と地獄・極楽;死後のデザイン―密教とお墓の「かたち」;梵字・墓石;声明の世界)

著者等紹介

真鍋俊照[マナベシュンショウ]
1939年生まれ。仏教美術学者、四国大学教授・文学部長、仏画家、真言宗権大僧正。高野山大学文学部仏教学科卒業後、東北大学大学院インド学修士課程修了。同大文学部助手、10月奈良国立文化財研究所技官、70年神奈川県立金沢文庫学芸員、97年金沢文庫長、98年四国霊場第四番大日寺住職。2000年宝仙学園短期大学長、02年文学博士(東洋大)、コロンビア大学客員教授。04年四国大学文学部教授、08年文学部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nizimasu

7
入門書かと思ったらかなりハードルの高い本でした。とはいえこの本でもせつめいにあるように「密教」というのは、だれにでもわかるものでなくその修行の中で、宇宙の原理である大日如来との一体化をめざすというもので、曼荼羅や仏像と言ったものもそのための装置のひとつであるという部分は、言われてみると確かにそうだ。その曼荼羅が持つ世界観は何の経典によるものなのかと言った教義的な部分も解説しつつ身体修養としての加持祈祷や仏像の役割、空海の空間や寺院配置なども曼荼羅の世界観の再現であると言った指摘もあり興味深い。難しいけど…2015/05/14

Tenouji

6
ん~、体が疲れてるせいもあるのか、内容が入ってこない。基礎知識無く読むのが少々辛い。説明と著者の感情が頻繁に切り替わるのも、読みずらい。デジタルとの比較など、視点は面白いんだけどね。2015/10/18

Go Extreme

2
密教の定義 アートの役割 礼拝対象 儀式と作法 曼荼羅の概念 色彩の象徴性 愛と煩悩 瞑想の実践 精神性の探求 文化的背景 美学と哲学 コミュニティの形成 変容のプロセス 現代における密教アート 教育的側面 信仰と実践 展示と鑑賞 アートの保存と継承 批評と評価 未来の展望 密教における愛と煩悩の葛藤: 愛の概念 煩悩の定義 葛藤の構造 修行の過程 愛の浄化 実践の意義 密教の五相: 通達本心/菩提心 修菩提心 成金剛心 証金剛心 仏身円満 コンピュータの五機能: 入カ・出カ・記憶・演箕・制御2025/01/08

へんかんへん

2
切り口が面白い従因至果、従果向因欲、触、愛、慢、「金剛」、書籍『デジタル思考とアナログ思考』虚空蔵菩薩求聞持法、請雨法、弘法大師行状絵詞五種煩悩2016/02/03

パット長月

2
久々に途中放棄。理由のひとつは、アート入門といいながら、参照画像が少なすぎること。文中で説明されている絵画について、ほとんど参照画像がないので、まるで楽しくない。本を片手にインターネットで画像を検索できる時代とはいえ、余りにも不親切であろう。ひとつは著者が幼少よりこの世界に馴染みすぎているせいか、素人がどういうところがわからないのかわかっておられないふうなこと。まだ一階にいる人間が、二階、三階の説明を聞いている気分になった。この辺りは著者よりも、著者に対して適切なアドバイスができない出版社の責任であろう。2015/05/28

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