感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒猫
5
【図書館本】 彫刻を学び石を彫りたいという野望を胸にした青年が、ふらりと旅でやってきたバルセロナで出会ったサグラダ・ファミリア。そこで日本人で初めて建築に携わることになった著者・外尾悦郎氏。彼がどの様な人柄で、どんな風に、どんな環境で、どんな人達に囲まれながら仕事をしているのかが1冊に詰まっていた。そんな外尾氏も今となっては主任彫刻家であり、未完のサグラダ・ファミリアも2026年に完成するかもしれない。なんとも感無量である。2017/10/15
ちゃみ母
2
ふらりとやってきたバルセロナで、石が掘りたい一心でサグラダ・ファミリアの彫刻をすることになっていく…って!?テレビで知った外尾さんに興味を抱き、どういう経緯だったのか知りたく読んでみた。経緯も面白いが、資料が乏しい中、ガウディの意思を受け継いで、考えを読み解いて想像力を膨らませて彫っているところに感心した。2025/06/12
左脳
1
夏休みなので「課題図書」を読んでみる。これは第32回青少年読書感想文全国コンクールに指定されており、弟がかつて読んだモノがまだ家にあったのだ。著者自身の素朴で真摯な人柄は伝わってくるのだけど、バルセロナならでは、しかもサグラダ・ファミリアならではの魅力というモノがどうも薄い。芸能人のエッセイに近い感じがする。しかし、読み物としては面白いエピソードが多いので、刊行時は小学生向けだけど、今なら高校生ぐらいを対象にするといいのかも。2012/08/08
よっちゃん
0
彫刻家外尾さんの話。ガウディが目指しているところや、宗教的なデザイン装飾と重い石を支えるための構造の両方を満足させる為にも必要な装飾、なるほどと頷きながら読んだ。2017/05/06
てつてつ
0
SOTOOさん バルセロナの日本人でネスカフェのCMで有名になって知りました、自伝を手に取ったのは児童書ですが大人でも充分読み応えありです。 一度は訪れてみたいですね~スペイン、バルセロナ、サクラダファミリア。2013/04/19
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