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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
2
大変興味深く読めた。著者の場合、劣等感や反骨心が良い形で身を結んだと言える。今と違って裕福でない家庭で学問を志すことがいかに難しいかよく分かった。実際の言動がどうか分からないが激しい情熱を持った人だなぁと感じた。2019/05/07
イカ男
2
この本のメインテーマである考古学から外れるがP215に戦争時代の話で「日本の兵隊は、いつもなんの情況も教えてもらえず、地図はもちろんないところで、なんのために異動するのかもわからず、ただ命令のまま歩かされるだけであった。」この「日本の兵隊」を「日本国民」、わかりやすく限定すれば「福島県民」に置き換えると、この国は何も変わっていない。そして、見事なくらい、だれも責任を取らない。2012/06/19
Mentyu
0
戦前の裕福でない家庭で「学問」を行うことがどれほど厳しいことだったのか、読みながらひしひしと痛感した。編年研究にしがみつく日本考古学界については、筆者が批判した昭和36年当時からあまり変わっていないのが何ともむなしい。2017/09/24
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
0
☆×4.5…古い本ながらも昔の家族というもの、そして昔の考古学との世界というものをいろいろと知ることが出来ました。著者は長男という立場上かなりつらい思いをしてきました。そして関わった考古学という世界でも「学歴」というものの壁ゆえに理解というものはされなかったというこれまた苦難の連続。ですが、それでも真剣に「知」を求めるその姿勢には感服しました。でも読み終えて感じるのは教育もそうだけれどもまったく変わっていないということ…詰め込みだけの教育は本当に、ね…2012/10/27
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