内容説明
かつて駄菓子屋は子どもたちの社交場だった。ガキ大将がいた。初恋の子がいた。寒天ゼリーをチュルッと吸い、水あめをこねまわし、ゴムとびの高さを競い、ベーゴマで火花を散らした。男も女も、大きな子も小さな子も一緒に白熱したSケン、道端で炸裂させたカンシャク玉の派手な音…。懐かしさに心癒される駄菓子とおもちゃと遊びの数々を再現する。
目次
駄菓子編1(寒天ゼリー;粉末ジュース ほか)
おもちゃ編1(日光写真;模型飛行機 ほか)
駄菓子編2(水あめ;ソースせんべい ほか)
おもちゃ編2(ヨビコと毛笛;プロマイド ほか)
著者等紹介
奥成達[オクナリタツ]
1942年、東京・品川出身。詩人、エッセイスト。雑誌記者、タウン誌編集長などを経て、青山学院大学文学部講師
ながたはるみ[ナガタハルミ]
1944年、長崎県出身。イラストレーター
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感想・レビュー
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青乃108号
151
今はちょっと大きなショッピングモールに行けば「駄菓子屋」を見かるけども、あれはバチモン。俺の子供の頃、こずかい5円を握りしめて毎日通った、ばあちゃんの駄菓子屋。あの頃はそれこそスマホもNintendo Switchもブルーレイレコーダーもなんならカラーテレビさえ無かった時代で本当に何も無かったのに、それでも毎日ばあちゃんの駄菓子屋に通って散々迷って1個だけ駄菓子を買って、それを食べてそれから日が暮れるまで友達と遊んで…本当に何も無かったのにそれでも楽しかったなあと1ページめくるごとに何か泣けてきちゃって。2025/09/20
ぷりけ
2
すっごく懐かしかった~!また、解説が笑えるし。近所の大型スーパーに駄菓子屋があって、買う機会があるのだけど、チューブチョコとかは売ってないので、本を見ながら「これ、あった、あった!」と叫んでいた。おもちゃ編や遊び編は時代が違って、知らないことだらけだった。2012/08/29
らきあ
1
悲しいことに私は駄菓子屋を知らない世代の人間である。ほとんどの駄菓子は知らないし、当時の遊びも知らないものばかり。小学生の時、昔遊びを知ろうという授業で竹とんぼを近所のお年寄りに習ったくらい。この本を読んで懐かしい気持ちにはなれないけれども、自分の両親や祖父母が駄菓子屋に行ったり、行く子を見守っていたのだと考えるとなんとも言えない気持ちになった。2021/01/08
こやじ
1
著者とはかなりの世代ギャップがあるのに、知っているものがたくさんあってびっくり。酢漬けイカとか、ニッキとか。2017/07/26
ストローおじさん
1
こんないい本はない、駄菓子のことしか書いてないんだからな




