内容説明
落語家の舌から、ひょいと動かす手つきから、生き生きと活躍する熊さん八っつあんご隠居さん。これこそ正しい芸と見込んだ話芸を、浅草生まれの生っ粋の東京人安鶴が、見事に筆にのせて描きだす。すでに亡い名人たちの話芸が彷彿とする、落語への愛情あふれる名著。「富久」「寝床」「へっつい幽霊」「酢豆腐」など16話を収録。
目次
富久
百川
船徳
笠碁
饅の幇間
心眼
酢豆腐
厩火事
素人饅
愛宕山
寝床
明烏
芝浜
つるつる
品川心中
へッつい幽霊
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