出版社内容情報
これからのマーケティングで「予算」や「戦略」よりも大切な法則とは?「おっさんずラブ」など、最新のケーススタディから学ぶ!
目次
序章 CMや広告だけで「火がつかなくなった」のはなぜ?
1 “テレビ”のヒットに学ぶ新しいコミュニケーション―キーワード クラスター/コミュニティ(『おげんさんといっしょ』の大ブレイクはどのように起こったのか;『おっさんずラブ』を大ヒットさせた「コミュニティ」のパワー)
2 “映画”のヒットに学ぶ「口コミの連鎖」の起こし方―キーワード ファンづくり/連鎖反応(『君の名は。』の革命的ヒットが変えたもの;『カメラを止めるな!』の「爆発的に広がる口コミ」の秘密)
3 SNSからすべてが始まる時代のヒットのセオリー―キーワード メッセージ/個人発信(「伝わるメッセージ」の組み立て方を「日本死ね」から考える;想いをヒットにつなげる方法)
著者等紹介
境治[サカイオサム]
1962年福岡市生まれ。メディアコンサルタント。東京大学卒業後、広告会社I&Sに入社しコピーライターになり、93年からフリーランスとして活動。その後、映像制作会社ロボット、ビデオプロモーションに勤務したのち、2013年から再びフリーランスに。株式会社エム・データ顧問研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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るるぴん
2
スマホが登場して、マーケティング環境や手法も随分変わったようだ。今やネットがテレビ広告を追い抜き益々「マス」マーケティングが効力を失いつつある。SNS上で緩くつながっているコミュニティが複数で反応し合い、爆発的に拡散し、「無名なのに大ヒット」を生む仕組みが理解できた。「自分がイイ!」と思ってる「人知れずなモノ」を「多くの人に知ってもらいたい!」という熱い思いが伝播していくのだ。と考えると、どれだけ魂のこもったモノを作っているか・・が問われるし、そういうことをきちんと言葉で伝える必要があると思った。2020/08/31
Dr.Entertainer
0
ファン(コミュニティ)をつくる 「想い」の強さ 小さな火を何度もつける(地道な工程も必要)2019/05/02
ミトコンドリア
0
コンテンツメーカーは必読。メディアやコミュニケーションがいま過渡期にあるということがよくわかる。コミュニティの重要性も。2019/02/24