内容説明
心理学の実践分野の第一人者が、最先端の科学的成果を盛り込んだ、他に類を見ない珠玉の一冊。今、自分を変えるための勇気を学ぼう。
目次
Ｉｎｔｒｏｄｕｃｔｉｏｎ 一歩を踏み出すための科学
第１部 勇気とは何か（自分の勇気指数を知る；勇気を測定する）
第２部 恐怖をコントロールする（感情のシーソーに乗る；魔術的な思考を活用する）
第３部 行動意志を強化する（権威に抵抗する；傍観者にならない；あえて失敗する）
第４部 勇気を実践する（実験室を出て、現実の世界へ）
著者等紹介
ビスワス＝ディーナー，ロバート［ビスワスディーナー，ロバート］ ［Ｂｉｓｗａｓ＝Ｄｉｅｎｅｒ，Ｒｏｂｅｒｔ］
米・ポートランド州立大学心理学部講師。勇気、強さ、幸福などをテーマにグリーンランドやインド、ケニア、イスラエルなど世界中を駆け回り、“ポジティブ心理学界のインディ・ジョーンズ”の異名を持つ。『ジャーナル・オブ・ポジティブ・サイコロジー』誌編集委員。ポジティブ心理学に基づいたコーチングの第一人者とされ、シンガポール、南アフリカ、ブラジルなど、世界各地で年間数百人の経営者やマネージャーを対象とした、パフォーマンス管理やリーダーシップ開発などのコンサルティングサービスを提供している。Ｐｏｓｉｔｉｖｅ Ａｃｏｒｎ社代表
児島修［コジマオサム］
英日翻訳者。立命館大学文学部卒（心理学専攻）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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マガリ
27
新たな一歩を踏み出すには『勇気』が必要だ。倫理的な価値が土台となる。恐怖を抑制し、行動意志を高めることで習得できる。自分自身を認めること。行動しないリスクを知り、質問とイメージ化する。「怒り」も即効性があり、迷信も効果がある。「権威」や「状況」の影響があることも注意だ。失敗することは不安に強くなる。５つの教訓「不確実性を減らす」「行動を周りに宣言」「静観する態度」「知識を得る」「恐怖に上手く対応・勇敢な行動に導く」。リスクに負けない決断力を得るため、『勇気』を実践していきたい。★★★☆☆２０１４年１月刊行2014/01/16
出世八五郎
23
勇気は簡単には手に入りませんが、不安の種類を知り自覚を得て、勇気を実践する為のノウハウを行なうことで後天的に勇気は得られるという主張。不安や恐怖の種類の列挙は足りてますが、勇気を実践することについてはノウハウが足りないつか具体的に知りたいと思う。これしかないのかも知れないけど、生きることにおいて失敗が必然だと思えば多少楽になるかも知れません。その上での勇気。人生で一番大事なのは勇気かなと思う。2014/07/17
hundredpink
22
最終章では高所恐怖症で飛行機嫌いの著者がスカイダイビングに挑戦し 本の内容が机上の空論でないことを実証する。アッパレ。2014/10/07
harhy
17
生きていく上で、勇気は、本当に大切なんですよね。恐怖のコントロールも…。2015/11/21
ノリピー大尉
16
どんなに合理的な人でも、迷信を気にする一面を持っている。この心理的特性を活かし、ラッキーアイテムを持つようにすると不安感が軽減する。他人の危機を救う場面では不安感を乗り越えて行動する傾向が人間に備わっている。2013/12/25
