内容説明
間食はせず、食事を存分に楽しむ。上質な物を少しだけ持ち、大切に使う。日常のなかに、ささやかな喜びを見つける。典型的なカリフォルニアガールだった著者は、フランスの貴族の家にホームステイすることになる。その家を取り仕切るマダム・シックから学んだ、毎日を“特別な日”のように生きること。
目次
1 食事とエクササイズ(間食はシックじゃない;食べる喜びを我慢しない;面倒がらずに体を動かす)
2 ワードローブと身だしなみ(10着のワードローブで身軽になる;自分のスタイルを見つける;ノーメイクみたいにメイクする;いつもきちんとした装いで;女らしさを忘れずに)
3 シックに暮らす(いちばん良い持ち物をふだん使いにする;散らかっているのはシックじゃない;ミステリアスな雰囲気を漂わせる;物質主義に踊らされない;教養を身につける;ささやかな喜びを見つける;質の良さにこだわる;情熱をもって生きる)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
822
言いたいことは、とてもわかります。心にゆとりをもって、食生活から日常生活まで丁寧に、本当に必要なものを大切にして使っていけば無駄もないしシンプルな暮らしが出来て充実出来ると・・・。実践出来そうだなと思える事柄から、やりたいと思うけど日々の雑務に追われて難しいものもありました。(私にとっては、食生活??)ちょっとずつでも変われるようにしてみます。2015/01/17
遥かなる想い
713
著者が半年間パリで 過ごしたホームステイから 感じたことを綴った本で ある。 日々の生き方を書いた本は 多いが、難しくないのが 気持ちよい。個々の時間を 大切に使うという意義を アメリカと比較させながら、 丹念に説く。 自分らしい生き方を 見直すには手頃な本だと 思う。2015/10/11
♪みどりpiyopiyo♪
418
面白かったー。服飾や片付けの話ではなく、シック(上品で洗練された様)に生きようという提案。■人によって日によってシックだったり適当だったりするけれど、故郷のカリフォルニアと留学先のパリでは その比率が明らかに違う事に著者は驚き、考え続け、10年後にこの本を書きました。日本という異国の目で見ると どちらの暮らしも興味深く、CHICという言葉の意味を考える機会になりました。■未熟を良しとする日本にいると『洗練』『成熟』を志すことを忘れがちだけど、身の丈に合ったCHICを志して生きたいです。(2014年)(→続2016/11/15
ミカママ
413
断捨離中なこともあり、手に取ってみた。うううむ、残念、フランス人の書いたものが読みたかった。言わんとすることはわかる、でも目新しさゼロ感。無駄なモノは買わない、と水をたくさん飲む、は実行しようと思う。2017/04/09
徒花
376
フランスに旅したアメリカ人の著者が、そこで得た気づきをブログにつづったものをまとめた一冊。最近はちょっと廃れた感じもあるけど、ミニマリストやDIYなど、「少なくて上質でこだわりのある」、現在の資本主義・物質主義に反対するライフスタイルを「フランス」というブランドをひっさげて納得感があるように仕上げている。もちろんあくまで個人が感じた少ない母数をよりどころにした本なので個人的にあまりシックリこなかったが、少なくとも本書を読んで共感を覚える女性が多いことは勉強になる。2017/09/05