出版社内容情報
とある地方都市でオフ会を開いた、『現代詩人卵の会』のメンバー9人。約束を交わし訪れた10年後の再会の日、当時書いた詩から「探偵くん」と呼ばれる僕は、メンバーのうち4人が自殺したことを知る。彼らはなぜ死ななければならなかったのか。詩を書いて生きることは不可能なのか。疑問を抱いた僕は、彼らの死の謎を探り始めるが……。史上最も切ない動機で謎を追う、孤独な探偵が見た真実とは? 気鋭が描く初のミステリ長編。
内容説明
とある地方都市で、「将来的に、詩を書いて生きていきたい人」が参加条件のSNSコミュニティ、『現代詩人卵の会』のオフ会が開かれた。互いの詩の合評を行い、現代詩について存分に語り合った九人の参加者は、別れ際に約束を交わした。「詩を書いて生きる志をもって、それぞれが創作に励み、十年後に詩人として再会しよう」と。しかし約束の日、集まったのは五人。ほぼ半数が自殺などの不審死を遂げていた。なぜ彼らは死ななければならなかったのか。細々と創作を続けながらも、詩を書いて生きていくことに疑問を抱き始めていた僕は、彼らの死にまつわる事情を探り始めるが…。生きることと詩作の両立に悩む孤独な探偵が、創作に取り憑かれた人々の生きた軌跡を辿り、見た光景とは?気鋭の著者が描く初のミステリ長編。
著者等紹介
紅玉いづき[コウギョクイズキ]
1984年、石川県生まれ。金沢大学卒。2006年『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞“大賞”を受賞し、07年同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
ひめありす@灯れ松明の火
ゆかーん
のぶ