出版社内容情報
インスタでダイエットをテーマにフォロワー12万人までいった女子大生インフルエンサー。
大学時代に始めたひとり出版社「ブルーモーメント」の代表が、
ダイエットや承認要求に追い詰められ、自分を見失いかけた女性を描くコミック+エッセイ
内容説明
フォロワー12万人のインスタグラマーが、ダイエットと承認欲求で自分を見失い、取り戻していくまでを描いたリアル過ぎるエッセイ+コミック。
目次
第1部 「あれ、太った?」と言われてからこれまでのこと(華奢な子を見ると、苦しくなる;減量生活;インスタグラマー;標準体重でも太ってる?;脂質制限 ほか)
第2部 自分を大切にするための20のこと(心が痩せるダイエットをしていませんか?;自分を無理に好きにならなくてもいいんだよ。;体型は努力しだいという思い込みをとっぱらおう。;過食はあなたのせいじゃない。絶対に。;SNSの「胸がチクチクするような発信」から離れる勇気を。 ほか)
著者等紹介
竹井夢子[タケイユメコ]
1999年2月17日生まれ。長野県軽井沢町出身。慶應義塾大学文学部卒。2018年からインスタグラムやオンラインサロンでダイエットや美容をテーマに女性向けコンテンツを配信。2020年8月、出版社ブルーモーメントを設立。現在はIT企業に勤めつつ、副業として出版社の活動を継続している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
自信がないと、痩せていても太っていても幸せにはなれない。剣道と陸上(短距離)、ボディビルディングを学生時代にやっていた自分は、50代になった今もユニクロで服を探すとXLでも肩が入らない。骨太なうえに筋肉がつき、年齢とともに脂肪もついたから。けれども私は今の自分の体も好きだ。…もう少し減量したほうがいいかもしれないけれど。娘が無理な減量をしたらなんて声をかけるべきか色々考えさせられました。2023/04/24
ミーコ
29
この本もタイトルに惹かれ借りた一冊。そう日本では痩せている事が美学。太っているのはだらしない。自己管理が出来てない みたいなトコがある。て言うか私も、そう思っていました。子供の頃からガリだったのに高校時代には標準に。三十代後半から10キロ上下するのが普通になり、1年前から12キロも太ってしまった(T ^ T) 毎日朝晩体重は測るし間食も殆どしないのに何故に? 体型のせいにするのはやめよう。毎日毎日楽しく生きて行けるのが1番 劣等感の塊にならなくって良いんだなぁと思えました。2023/10/02
はるごん
13
ダイエットに依存してしまった筆者。痩せたいと思い食べられない。美味しそうは太りそうに置き換える。太ったって言葉で食べられなくなってしまう人がいる。シンデレラ体重ではなく健康的な体重でいたい。2023/01/03
こばゆみ
6
行動や思考の根源がすべて「痩せること」になってしまっている女性にはめちゃくちゃ刺さるだろうな〜という内容。割と文章も多いけど、すらすら読める。何より、「ダイエットを始めた理由は何ですか?」というアンケート結果で始まり、「自分の好きなところはどこですか?」の結果で終わるのがとても良い。「好きなところ」のなんと健康的で可愛らしいことよ。1冊通して読むのがお勧め。2021/09/18
Eri
5
本書でも書かれているように、現在の日本では、痩せていることが良しとされ美とされ自己管理もできているとされる。ルッキズムもひどい。 自分の身体にとって最も大切なのは、自分自身が心地よく過ごせる身体であるかどうか。 他人の物差しで自分を測っていてはダメ。 ……なかなかそこまでたどり着くのは難しいと思うけれど。2021/10/05
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