出版社内容情報
小学校の教員だった著者のusao氏が、うつと診断されてからおよそ１年のあいだに綴ってきた「うつ闘病マンガ」が待望の書籍化。
内容説明
“うつ”と診断された小学校教師の生き方待望の書籍化！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねお
20
ずっとネット上で読ませていただいていた作品。解説にもあるように、「休む」ってとても難しい。エネルギーが空っぽになっても他人には見せたくなくて頑張りすぎたり、他人からは元気メーターが見えないことも多くて、いつのまにか擦り減っている。先生を辞めて、第二の人生としてまた先生をする決意がすごい。他人のために頑張りすぎて疲れてしまうけれど、でもやっぱり他人のために頑張ることが好きと気づくのには脱帽。そんな著者を笑わせる夫の、人のために自分を削りたくないというスタンスが絶妙のバランスで、柔らかい絵に笑わせるシーンも。2022/06/25
真朝
18
今現在の私が落ち込み状態で少しずつですが読みました。殆どの症状が私と当てはまっていて「そうそう」と思いながら読みました。私も壊れたコップを無理やり治すのではなくて、新しいコップを作っていきたいなと思います。 ちょっとずつですが。 ちょっとずつまた出来る事を増やしていきます。 usaoさんのように。 自分を苦しめてるのは紛れもなく自分なので、そのネジを少し緩めていこうと思います。 わー！元気！みたいにはならないけれど、ゆったりと読めました。2023/02/28
メチコ
14
漫画。 うつ病の闘病記。 “うつ”のお話しとしてはわりとオーソドックスかなぁ。（ご本人の苦しみが軽いとか、そういう意味ではないよ） 毎度思うのは、この病気は一番身近で接する戦友（とも）の存在が大きく影響するよねってことですかね。 闘病中の方よりも、闘病中のパートナーをもつ方のほうが、その接し方などで学びがあるかもしれません。2023/08/07
Hong Kong @新潮部2025
13
無料お試し版にて。USAO さんいい人だな。K氏も。2023/05/13
hase
10
久しぶりに最後まで本を読めた。自分もうつで休職してもうすぐ5ヶ月が経つ。上手い休み方も自分の感情との向き合い方もまだまだ苦戦している。usaoさんのように、もとの仕事には戻れなくても好きなことを手放さずに人生を送ることは本当に素敵だと感じた。今は休んで笑える日がまたくればいいなと感じた。暖かくて共感でき、泣ける本だった。2022/11/03
