内容説明
少しずつ、少しずつ、あらゆるものは積み重なる。一粒の雨はこの世界にあってもなくても同じにみえる。だが、それがふもとへ流れ、他の雨粒といっしょになれば、じきに小さな流れができる。小さな流れは小川となり、小川は川となる。やがて雨粒はせきとめられない強大な力の一部となるのだ。ウォッキニ!明日はもっといい日になる。『きみに読む物語』のニコラス・スパークスが描く魂の成長物語!ネイティブ・アメリカンの少年が旅を通してつかむ幸せの意味。
目次
幸せの教え―巻き物
イクトゥミの教え―第一の絵の意味
絵を描く男の教え―第二の絵の意味
火の教え―第三の絵の意味
木陰に座る男の教え―第四の絵の意味
薪の教え―第五の絵の意味
聖なる木、川、そして万物の中心(パハ・サパ)の教え―第六の絵の意味
四季の教え―第七の絵の意味
旅の教え
著者等紹介
スパークス,ニコラス[スパークス,ニコラス][Sparks,Nicholas]
1965年ネブラスカ州生まれ。ノートルダム大学を卒業後、不動産仲介人、セールスマン、ウエイターなど様々な職業を経験した後、作家になる。スパークスの妻の63年連れ添った祖父母の実話をもとに書いた『きみに読む物語』は全米累計450万部を超すベストセラーに。2004年、ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムズ主演で映画公開され、全米では『マディソン郡の橋』を超える観客動員数を記録している
ミルズ,ビリー[ミルズ,ビリー][Mills,Billy]
サウス・ダコタ州パインリッジ・インディアン居留地で育つ。カンサス大学卒業と同時にアメリカ海兵隊の士官に任命される。わずか18カ月の訓練期間の後、1964年東京オリンピック一万メートル競走に出場し、金メダルを獲得。オリンピック史上最大の番狂わせと称された。その後、長年にわたりアメリカでもっとも成功した語り手の一人として、人々にインスピレーションを与え続けており、全米各地の講演にはいつも大勢の聴衆で賑わう
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。早稲田大学教授、ハーバード大学ライシャワー研究所準研究員。ラジオ(ニッポン放送系列)のテレフォン人生相談のパーソナリティを長年務めている
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