内容説明
一途にひたむきに、「気晴らし」を追求した微笑・苦笑・失笑・哄笑・満載の一冊。マジメで可笑しいエッセイ集。
目次
第1章 いかにも病気である日々
第2章 気晴らしとコレステロール
第3章 気晴らしの演習
第4章 青空の出現
第5章 気晴らしの日々
著者等紹介
山村修[ヤマムラオサム]
1950年、東京に生まれる。大学図書館員。著書に『禁煙の愉しみ』(洋泉社)がある
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感想・レビュー
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よめしま
2
「健康人とは、たぶん、基本的に「気の晴れている人」のことではないかと思う」の一文がそのとおりすぎて、それまでざざっと読んだけれど納得の1冊だった。2024/11/26
no.ma
0
<狐>は、ストレスと不眠に苦しむ毎日であったのか……。この本は気晴らしの方法を発見していくのだが、本人が今この世にいないことを知っているのでつらい。途中で読むのをやめようかと思っていたら、曇りの気分を見事に吹き飛ばしてくれる文章があり、そのまま最後まで読まされてしまった。コメントに引いてみる。 2010/05/22
しゅったまん
0
あまり面白い本ではない。しかし著者の今まで残してきたオープンで真っ当で清潔な文章とは裏腹に、本人が抱えていた日々はストレスや不眠に浸されていたという事実は、山村修の少し早すぎる死と合わさって、なにかわだかまるものを脳みそのどこかに置いていく。狐は本当に気晴らしを発見出来たのだろうか。2012/11/11
6
0
△気晴らしの演習。味覚を再建する。味わって飲食する2022/06/23