内容説明
当時極秘扱いされていた公式写真と個人撮影による貴重な歴史記録。未公開の大和設計図を含む収蔵資料を掲載。
目次
大和
武蔵
艦上での記念撮影
大和型建造資料
著者等紹介
戸高一成[トダカカズシゲ]
1948年宮崎県生まれ。多摩美術大学卒業。財団法人史料調査会主任司書、同財団理事。厚生労働省所管「昭和館」図書情報部長を経て、呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長
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感想・レビュー
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広末涼子は、もう私の妻になるしかないと思う寺
28
広島県呉市にある『大和ミュージアム』の図録。全編モノクロ写真で(当たり前か)、文章は少ない。知らなかったので驚いたのは、戦艦大和が爆撃されている写真や沈没する写真が残っている事。まあ沈没写真と言っても、米軍の爆撃で煙りが濛々と海上に立ち上がっているだけなのだが圧巻だ。ものすごい煙りである。戦争は良くない事だが、ろくに燃料も無いまま沖縄を救う為に特攻したその姿は哀しい。広島は今や平和都市だが、一方でこういう巨大戦艦を造っていたり、軍港があったのも広島県だったという事は忘れてはいけない。2014/11/06
ykoro
4
全力公試中の戦艦は頼もしいが、沈没する姿は悲しい。そもそも、空母が優勢になりつつある時代に戦艦を建造した海軍の判断は、今の我々の時代の大きな教訓とすべき。素晴らしい技術と製造体制があってもトップの判断が全てを決めてしまう変化の時代は、その兆候を、如何に見出し、判断することが大切なことを再認識した。2016/02/06
奥 清衡
2
参考になる。