出版社内容情報
「世界史」と「ニュース」が一気にわかる!
一石二鳥の教養書
古代の戦争からウクライナ戦争まで、
地域別に、歴史の転換点となった
約140の超重要な戦争・紛争・反乱を
東大生が超要約しました。
★なぜ争った?
★どうなった?
の2つの軸から、戦争の「背景」と「結果・影響」を
シンプルにわかりやすく理解できます。
それぞれの戦争を通して、
各国の歴史、民族、宗教、地政学、時事問題など、
幅広い知識が得られる教養書です。
内容説明
139の超重要な戦争・紛争・反乱を東大生が超要約。世界史×戦争で3000年分の歴史の流れが手に取るようにわかる!
目次
1 中国・アジア(古代中国の動乱;激化する中国大陸の覇権争い ほか)
2 ヨーロッパ(古代ギリシアとローマの覇権;ヨーロッパ世界の成立と変容 ほか)
3 中東・イスラーム(古代オリエント世界とイスラームの誕生;オスマン帝国とムガル帝国 ほか)
4 アメリカ・ロシアと冷戦(アメリカ黎明期の戦争;ロシアの南下政策と冷戦 ほか)
5 アフリカ(西欧列強によるアフリカ分割;アフリカの独立と止まらぬ紛争)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさぼん
3
戦争とは歴史である。 世界の主だった戦争の取りまとめだが、 まぁ、「宗教」と「領土」と言うものは 戦争のタネだなと痛感する一冊。 世界史を学ぶ人にはとても良い参考書。 2023/04/13
dungeonn
2
★3.8 中国アジア、ヨーロッパ、アメリカロシアと冷戦、中近東、アフリカ、の5つのエリアに分けて、どうしてその戦争が起きたのか、その後どうなったのか、を解説。こういった感じの戦争史は読んだことがなかったのでなかなかに興味深かったけども、やはり中近東とアフリカに関しては、馴染が薄く、そこのパートのみかなり読み飛ばしてしまいました。第一次世界大戦では1600万人の死者が出たけども、中国太平天国の乱では2千万人もの死者が出たとのこと。2023/12/24
飯田真人
2
世界史におけるさまざまな戦争に焦点を当てて説明している本。戦争を通じて世界史の大まかな流れを知ることができた。今までさまざまな戦争が起こってきたが、起こった原因がほとんど内部闘争や宗教や人種、権力、勢力均衡などの対立である。過去の戦争を学んで、現在にどう活かすかが大切だと思った。2023/09/26
けんじー
2
読み応えあった。この分厚さを最後まで読んだの久しぶりかも。全世界史を時系列に読めるから、縦横斜めの関係も見れて良い。長めの時間軸での世界の趨勢も何となく分かる。 今回は一度読むのでバテたけど、また、もう一回読もう。 2023/08/11
タケゾウ
1
昨今、「~の世界史」という本をよく見かける。 「砂糖の世界史」だったり、「トラクターの世界史」といったものもあり、軸に取る視座の数だけ「世界史」があるのだなと感心したことがある。 その中でも、戦争は歴史の重要な転換点となる出来事が多々有、「世界史」そのものといっても過言ではない。本書は戦争の歴史を地域毎にその理由、影響を交えて、起こった戦争毎にまとめている。 その数、およそ150弱に及ぶ、改めて「戦争」とは「世界史」そのものであり、 「世界史」は「戦争」と隣り合わせにあることを感じさせられる。2024/01/13