出版社内容情報
前衛アーティスト、そしてジョン・レノンの妻にして偉大なミュージシャン、今は世界に平和を発信しつづけるオノヨーコの決定版評伝。
内容説明
稀有な生い立ちからニューヨークでの前衛芸術活動、結婚後の過激な音楽活動を網羅し、ジョン・レノンの妻として生き、アートの最前線を走ってきた、世界でいちばん有名な日本女性ヨーコ・オノ、その波乱の人生を追う。入魂の書き下ろし長篇評伝。
目次
第1章 Two Virgins
第2章 Live Peace In Tronto
第3章 Fly
第4章 Approximately Infinite Universe
第5章 Season Of Glass
第6章 Starpeace
第7章 Rising
第8章 Warzone
著者等紹介
和久井光司[ワクイコウジ]
総合音楽家。1958年10月2日、東京渋谷で生まれ、横浜で育つ。81年にスクリーンを率いてデビュー。翌年キティレコードと作家契約。88年のスクリーン解散以降は主にソロ名義で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コンチャン
13
ここまで濃密なオノヨーコに関する書籍は他にない気がする。彼女の姿を通して初めて見ることのできたジョンレノンの姿もあって、読み応えがあった。これまでの活動も一気に振り返ることができるし、ファンなら一読の価値あり。2024/03/01
O-chami
2
ジョン・レノンの妻として語られるばかりのヨーコのホントの姿を、交流のあるミュージシャン・文筆家の和久井が掘り下げます。ジョンが亡くなった前後の記述は感動もの❗️ BGMは、John Lennon & Yoko Onoで・・・「Woman」~「Hard Times Are Over」🎶🎶🎶2021/01/14
ナオヒ
2
ここ数年で読んだビートルズ関連本ではピカイチの面白さ。これまでは大方のビートルズファンと同じく、ヨーコオノのことは嫌いではないにせよ、何となくぼんやりとした違和感を感じていたのだが、この本を読んでヨーコオノの魅力に初めて気づくことが出来た。改めて『ヨーコの心』を聴いてみたところ、そのあまりのカッコ良さにもぶっ飛んだ。何だこのフリーキーで破壊的なポストパンクサウンドは!『NO NEW YORK』の7、8年前にこんなサウンドを作っていたとは。近年のリミックスワークもカッコいいし、いや、この本は大収穫だった。2021/10/26
chuji
2
久喜市立中央図書館の本。2020年9月初版。書き下ろし。ビートルズが解散したのはオイラが小学生高学年の時だったのでよう解らん。ヨーコ・オノで覚えているのは、ミュージックライフにやたら掲載されていた「垂れパイ」ヌード写真位です。ヨーコさんは昭和一桁生まれでオイラの母親世代です。いまだ母もヨーコさんもご健在です。2020/11/07
ウッシー
1
ヨーコがいなかったらジョンの音楽は全然違ったんだろうなぁと思った。そして世界も違ってたかも。 ジョンが撃たれて死んで行くところで涙と鼻水が止まりませんでした。2021/02/15