出版社内容情報
◎「ちょっと様子を見よう」が悲劇の始まりです。
痛くもかゆくもないのに
失明寸前!?
誤解だらけの目の常識と
本当の目のケア法をわかりやすく解説
「モノがぼやけて見える」
「視力が下がってきた」
「目がかすむ」
なんとなく気になる目の症状があっても、そのまま放置していませんか?
目の疾患には、これといった自覚症状がないままじわりじわりと進行して、気づいたときには失明寸前になるものがいくつもあります。
「目が疲れているんだろう」
「年のせいだろう」
そんなふうに"自己診断"して放ったらかしにしがちな症状のウラに、目を急激に衰えさせる病気が潜んでいることも少なくありません。
「頭痛がする」
「ムカムカして吐き気がする」
こんな目とは関係ないように思える症状が、実は目が見えなくなってしまう病気の兆候だったりするのです。
東京・錦糸町にある「眼科 かじわら アイ・ケア・クリニック」には、毎日のようにたくさんの患者さんが、視野が欠けたり黒いゴミのようなものが見えたりして見えづらくなってから、あわててやってくることが多いです。
「もっと早く病気を特定できていれば、適切な治療ができたのに」
「目の病気について正しい知識があれば、ここまで視力を落とさずにすんだのに」
そんな思いをすることが決して少なくありません。
手遅れになってしまい、後悔する患者さんを一人でも減らしたいという気持ちでいっぱいです。
本書では、そんな多くの人が感じている目の症状について、考えられる原因には何があるのか、自分でできることは何か、そしてどう治療するべきなのかを、科学的な事実に基づいてお伝えします。
内容説明
これだけは避けたい!あなたが知らない「目の悲劇」。目の悲鳴を見逃さないでください。「自覚症状なし」(無症状)という怖い目の病気もあります。「なんとなく知っている」という目の常識には、間違いが多いものです。ハーバードとスタンフォードで11年。世界的に権威のある科学誌『ネイチャー』『サイエンス』に論文が掲載された眼科医であり、行列のできるクリニックの院長が、100歳まで視力を失わない方法を教えます。
目次
Prologue ハーバードとスタンフォードで11年
1 痛くもかゆくもないのに失明寸前!?
2 放っておくと怖い目の症状25
3 自覚症状ゼロ!?放っておいたら怖い目の病気
4 自宅でできるDr.かじわら式セルフケア
5 「押す」「回す」「温める」「力を抜く」Dr.かじわら式10秒エクササイズ
Epilogue 目との正しいつき合いかた
著者等紹介
梶原一人[カジワラカズト]
眼科かじわらアイ・ケア・クリニック院長。慶應義塾大学医学部卒。ハーバード大学研究員、スタンフォード大学リサーチ・アソシエート。日本人初のハワード・ヒューズ・メディカル・インスティテュート奨学生。北里賞受賞。1959年東京都品川区生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、臨床眼科学を学び眼科医に。現場で治せない多くの病気に直面し「根本的な治療法を考えたい」と1990年にハーバード大学に研究員として留学。在職中に世界で最も権威のある科学雑誌『ネイチャー』『サイエンス』に論文を発表する。1994年、スタンフォード大学医学部・神経生物学教室にリサーチ・アソシエートとして移籍。1995年、東京大学医科学研究所・化学研究部の客員研究員を兼務し、帰国後は理化学研究所脳科学総合研究センター(神経再生研究チーム・チームリーダー)。2006年、「眼科かじわらアイ・ケア・クリニック」開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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